一昨日のヤクルト優勝に続き、昨日は、プロ野球パリーグで、オリックスが25年ぶりの優勝を決めました。実は、私はオリックスを密かに応援していました。
ユニフォームが好きだったこと、イチロー、仰木監督が好きだったこと、前年最下位だったこと、選手年俸総額も最下位で、一番地味な球団に見えたからです。
・イチローが旗手となった96年のリーグ制覇、日本一は阪神大震災で傷ついた地元を勇気づけた。
・25年後、新型コロナウイルスとの闘いが続く日本列島に、史上初の両リーグ最下位球団が優勝と言う奇跡を届けた。
就任1年目の中嶋監督は正捕手としてプレーした96年以来の優勝に導きました。
・前回Vを知る複数の球団関係者は「仰木さんの野球に似ている」と口をそろえた。
★中嶋監督の采配
・ベンチを温めるだけの選手はいなかった。
・打順パターンは143試合で130通りと、恩師ゆずりの猫の目打線。
・選手の体調維持に細心の注意を払う。
・休養を目的に1、2軍を頻繁に入れ替え、投手の登録抹消延べ60人はリーグ最多。
・救援投手の3日連続登板は12球団で唯一なし。
・「勝利に向かって全力でやる選手を使う」
・「監督は自分が悩んでいた時、必ず気づいて言葉をかけてくれる」(杉本選手)
・「当番の日は『ずっと座っているからな』と任され、張り詰めたものを和らげてくれた」(山本投手)
・選手の秘めた力を見抜く眼力は、プロ野球タイ記録の実働29年の現役生活が培ったものだろう。
・秋田・鷹巣農林高からドラフト3位で1987年に阪急入り。西武や日本ハムでも活躍した。
・西部では松坂とバッテリーを組み、日本ハムで大谷と同僚だった時期もある。
・数々のスター選手に触れてきた経験を生かした指導も選手に刺さった。
監督の手腕を学ぶことは、学級経営にもきっと生かせるはずですよ。ヤクルトとオリックスの日本シリーズが見たいです。
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