今日の読売新聞朝刊に「基礎からわかる皇族女子」が目に留まりました。秋篠宮家の長女眞子さまのご結婚を機に何も知らなかった皇室に興味を持ちました。
★活動
・皇室には現在13人の皇族女子がいる。
このうち結婚で皇室に入られたのは7人(三笠宮百合子さま、上皇合さま、常陸宮華子さま、寛仁親王妃信子さま、高円宮久子さま、皇后さま、秋篠宮紀子さま)、
皇族として生まれたのは6人(愛子さま、眞子さま、佳子さま、彬子さま、瑶子さま、承子さま)見事に名前が全員「○子」なのですね。
・天皇の子と孫は内親王、ひ孫以降は女王と呼ばれる。
・皇族女子の大きな役割は天皇陛下の活動を支えること。
学生の愛子さまを除く5人の方には全員公務と勤務先があるのですね。
・20歳の成年になると、皇室行事に参加する。宮中での歌会始などの伝統行事や祭祀に参列。国賓を招く晩さん会に集積し出席者をもてなす。
・国際親善も重要な公務の一つ。
★皇族費
・日常生活を送るための費用は、国から支給される。
・天皇ご一家と上皇ご夫妻に5人は「内廷費」、他の皇族方は「皇族費」の名目。
・支給額は皇室経済法で定められている。
・支給後は「御手元金」と呼ばれ、使い道は自由。
・内廷費は全体で年3億2400万円。3分の1程度が私的活動の宮中祭祀に充てられる。
・皇族費(1人分)は年3050万円が定額。身位(立場)によって増減。秋篠宮様は3倍の9150万円。独立していない成年の親王・内親王は定額の30%。
・皇族費は4月と10月に年2回、宮家ごとにまとめて振り込まれる。
・皇族が皇室を離れる際に支給される一時金は、内親王は1億5250万円、女王は内親王の10分の7にあたる1億675万円。
★結婚後
・皇室の方々は一般の戸籍を持たないため、皇族女子が結婚で皇室を離れると、新たな戸籍が作られる。
・戸籍謄本や住民票、マイナンバーカードを取得できる。国民健康保険や国民年金にも加入。参政権も得られる。
・渡米にはパスポートやビザの取得が必要。皇族として渡航する際はその都度、外交旅券が発行されていた。天皇、皇后両陛下は特別にパスポートなしで外国を訪問。
・結婚後は、警察の警備は原則つかなくなり、宮内庁職員らによる送迎もなくなる。
・戦後、結婚で皇室を離れた皇族女子は8人。元皇族として配偶者とともに新年や誕生日の祝賀行事や宮中祭祀に出席する。
「さま」は皇族やお客様、皆さま、奥さまに使うんですね。
昭和天皇には、3人の弟と7人の子どもがいたんですね。弟さん達の名前はよく聞くのですが、上皇さまのお姉さん、妹さんの名前はピンときませんでした。ご存知でしたか?
弟②秩父宮雍仁親王③高松宮宣仁親王④三笠宮崇仁親王
子①照宮成子(てるのみやしげこ)内親王(1925-1961)、②久宮祐子(ひさのみやさちこ)内親王(1927-1928)、③孝宮和子(たかのみやかずこ)内親王(1929年-1989年)鷹司、④順宮厚子(よりのみやあつこ)内親王(1931年~)池田、⑤継宮明仁(つぐのみやあきひと)親王(1933年~)上皇、⑥義宮正仁(よしのみやまさひと)親王(1935年~)常陸宮、⑦清宮貴子(すがのみや・たかこ)内親王(1939年~)島津
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