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No弐-180 変な店名 美味なパン

  9月19日(日)の読売新聞の「変な店名 美味なパン」という見出しに目が留まりました。よく見ると私の住む町のパン屋さんの写真がありました。

 

・「ジャパンベーカリーマーケティング」の高級食パン専門店。今では国内外で250店近く。

・コロナ禍の昨年も133店オープン。今年はそれを上回るペースで全国制覇となる。

・仕掛け人は岸本卓也社長(46)は、「心を満たす嗜好品」と位置づける高級食パンをブームから〝文化〞にするつもりだ。

・生まれも育ちも横浜市。入社した市内の高級ホテルで飲食部門の企画に携わった際、さまざまなベーカリーを見てほれ込み、休日に100店以上を視察。

・30歳で退職し、2006年、横浜・大倉山に高級感あふれる店をオープンした。

・硬いドイツパンやフランスパンを並べたところ「子供が食べるパンがない」と地元客が定着しなかった。

・「技術が高くても売れるかどうかは別。おいしさや楽しさ体験をできる愛されるパン屋を作ろう」と方針転換を決めた。

・ベーカリー開業希望者の支援もしようと、13年に会社を設立した。

・開業にあたっては、物件探しから店舗デザイン、味付け、接客までノウハウを伝授。オーナーの9割以上は、異業種で働いていた人。

 

・看板商品としてこだわったのは、日常的に食べる食パン。

・東京都清瀬市に18年、1号店「考えた人すごいわ」を開店。

・「2斤サイズで1000円でお釣りが来て、なおもお得と思える食パン」の販売を始めた。

・店名の由来は、完成品を食べ、思わず口に出した言葉だ。独特な店名は社長の発想が反映している。

・「よくある難しいフランス語の店名じゃ覚えてもらえない」。オーナーの思いや地域性などを踏まえ、とにかく記憶に残る名前を、最後は直感で選ぶ。

 

 複数ある店名を調べてみました。

 乃木坂な妻たち、考えた人すごいわ、許してちょんまげ、あせる王様、午後の食パンこれ半端ないって!、迷わずゾッコン、誰にもあげない、うん間違いないっ!、白か黒か、真打登場、どんだけ自己中、なま剛力スタジアム、記憶に刻め、ねえぇほっとけないよ、わたし入籍します、もう言葉が出ません、偉大なる発明、お、おいしいっ。う、うまっ、魔法はいらない、奇人と変人、ここに決めた、まばゆいオーラ、真面目になれない、くちびるが止まらない・・・

 強烈なネーミングですね。文豪道場で扱ってみたくなりました。 

 

 数ある中で私が選んだ面白い店名20です。

①パンダが笑ったら(網走)②め組の庭(恵庭)③リンゴの次(青森)④アゴが落ちた(川越)⑤だきしめタイ(市川)⑥君は食パンなんて食べない(藤沢)⑦生とサザンと完熟ボディ(茅ヶ崎)⑧くちどけの朝じゃなきゃ!!(世田谷)⑨十八番麦蔵(練馬)⑩告白はママから(武蔵野)⑪相合傘とイチゴちゃん(宇都宮)⑫並んで歯磨き(上田)⑬まじガマンできない(新潟)⑭たし算とひき算(一宮)⑮あさラバしようよ(松坂)⑯朝起きたらママのママ(京都)⑰非常識(大阪)⑱おいしくて懺悔(広島)⑲チンパンジーOK(徳島)⑳なるへそタンマ(福岡)

 

 いかがですか?こんな店名を見たらビックリして、買ってみたくなりますよね。

 早速うちの町の店で買ってきました。おいしかったです。皆さんの町にもありそうですね?情報をお寄せください。

 

・看板は、水彩画風や絵本風、コミカル系など様々。人や動物が何かを訴えるように見つめる図柄を入れる。文字は大きく、読みやすく。袋やレシートにも連動させる。

・「変な店なのにパンはおいしいというギャップを狙う」