少し古い話題になりますが、7月26日(月)の朝日新聞朝刊に「オンライン就活 広がる『珍ルール』」と言う見出しが目に留まりました。
コロナウイルス感染で、就活も「オンライン面接」が大分定着してきたようです。それに伴って、学生たちの間で新たな「珍ルール」が広がっているというのです。
面接に限らず皆さんのオンライン授業もこのような配慮や工夫をしているのかしら?
・30分前にパソコンを立ち上げ、「設定」画面で、自身が相手にどう映るかの事前の確認は欠かせない。
①カメラの向きや照明器具の位置を調整する。明るい印象を与えるために、自分に強い照明を当てる。目線は下を向かないようにする。
②受け答えに詰まらないようカンペを用意する。
③常に笑顔で、画面におさまるジェスチャーを心掛ける。
★学生たちが戸惑う珍ルール
④退出の仕方
・オンライン集団面接が終了し、担当者が画面からの「退出」を促したが、数分間誰も出ていかなかった。
「早く退出するのは礼儀知らずと思われるので最後に出る」と言うルールに学生全員が従った。
学生が退出するまで担当者は困惑。指示に従わない方が失礼?
⑤背景
「仮想背景(背景を別の画像に入れ替えたり、ぼかしたりする)は用いない方がよい」見られたくない場所にいるという悪影響を与える可能性がある。
「白一色が良い」「家具などを映さない」
「背景には本棚があった方が良い。受ける会社に関係する本を置くとなお良い」
ご存知でしたか?
★過去の珍ルール
・少なくとも1980年代には存在していた。
「爪は1ミリ以下に切る」
「OB・OG訪問後のお礼の電話は3時間以内」
・00年代以降、さらなるルールが生まれた。
「入室時のノックは3回」
「エレベーターは扉が完全に閉まるまでお辞儀をする」
「パソコン可でもエントリーシートは手書き」
・00年前後から就職氷河期やリーマン・ショックなどによる「買い手市場」が続いたこともルールの出現や新党に影響したとみる。
・「ルールは気にしすぎる必要はない。オンラインでも対面でも、面接で求められる本質的な部分は変わらない。企業側は、学生の人間性や能力を見たいので、表面上のテクニックでとらわれることはむしろマイナスにもなり得る」(大学キャリアセンターの方)
就活スーツの黒も疑問です。マナーは大事なのですが、「こいうしなければいけない」と言うルールはあえて反発したくなります。「どうってことない!」
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