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No弐-100 ワクチン

  弐巻100号(1100号)です。No1000が3月27日でしたから、あれから3カ月以上が経ち、夏を迎えようとしています。この3カ月を振り返っても、なかなかコロナ感染の終息が見られず、元の日常に戻らないのが歯痒いです。

 昨日、コロナのワクチンを打ってきました。昨日は何ともなかったのですが、今日は、患部が痛くなり、体がだるく微熱という副反応が出ています。

 副反応は、「接種部位の痛み(67.7%)、疲労(28.6%)、頭痛(25.6%)、筋肉痛(17.2%)、発熱(7.4%)、関節の痛み(7.1%)、悪寒(7%)吐き気(7%)、腫れ(6.8%)」が報告されているので、私の体も人並みでした。

 

 そんなわけで今日は「ワクチン」について調べてみました。(Wikipedia)

 ワクチンは、体内の病原体に対する抗体の産生を促し、感染症に対する免疫を獲得し、感染症の予防に用いる医薬品のことですが、語源はご存知でしたか? 

★ワクチンの語源

・ワクチンという名称は、ラテン語のVacca(ワッカ = 雌牛)に由来する。

・世界初のワクチンである天然痘ワクチンが雌牛から取られたため、この名がつけられた。

・発音は、イギリス英語でヴァクスィン [væksín] 、アメリカ英語でヴェクスィーン [væksíːn] で、日本語のワクチンはドイツ語の発音に由来している。 

 

★天然痘

・天然痘は、世界で最初にワクチンが作られ、最初に根絶された病気。

・天然痘は、天然痘ウイルスによって発病し、全身の肌に小さな水ぶくれができる。

・せきやくしゃみによって、ウイルスを含んだ体液が容易に感染し、致死率は30%近く。

・一命は取りとめても、視力の喪失、不妊、膿の傷跡の後遺症が残る。

・20世紀だけでも、天然痘によって全世界で3億人が亡くなったと考えられている。

 

・1796年に天然痘のワクチンを開発したのは、イギリスの医学者、エドワード・ジェンナー。

・イギリスのバークレイという小さな村は、酪農地帯で「乳搾りの女性は決して天然痘にかからない」と言われ、ジェンナーはこの言葉に注目。

・天然痘の代わりに牛痘に感染した牛(ブラッサム)を使い、牛痘を接種した人は天然痘への免疫を持つことを発見し、ワクチンと名付けた。

・バークレイは、ジェンナーの生誕地として、小さな博物館が建っている。博物館には、牛のブラッサムの角が飾られている。(知恵の雫)

 

 これも「授業のマクラ」に使えますか?まずは、英語で発音してみて、何の事か当てさせてみてはいかがでしょう。