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No弐-75 学校の安全2

  一昨日、附属池田小の事件から20年ということで、池田小のその後の対策や実践を取り上げました。読売新聞朝刊「教育ルネサンス」では「子供の安全」を連載しているので、紹介ます。

1.校内の危険回避 児童も意識(6月1日) 

 ここでも池田小の取り組みが紹介されていました。安全科の授業は、各学年が年間15コマ実施しているそうです。

 

・文科省では、教職課程で学校の安全について教えている大学は半数だったので、2019年度から大学の教職課程で「学校安全への対応」を必修化している。

 

★矢崎良明代表(学校安全教育研究所)の話

「安全教育で大切なのは、子供が危険を予測し、回避する能力を身に付けること。

 教師主導で指導するのではなく、子どもが自ら考えて判断する能力を育てることが重要だ。

 各学校には理科や社会などの教科での安全に関する内容を整理し、計画的に指導していくことが求められる」

 安全への意識や判断する力を高めていくことは大切ですね。

 

2.危ない「風景」避ける(6月2日)

 2019年5月28日朝、川崎の登戸駅で私立小学校のスクールバスを待つ児童の列に包丁を持った男が襲い掛かった事件がありました。これも強烈に覚えています。

・犯罪者の目につくような「バス待ち」を作らないこと。

・事件前は、登校する児童の大半が登戸駅に集中していたが、私鉄の別の駅からもバスに乗せることで児童を分散。

・登戸駅から徒歩7分の住宅地にあった乗り場は駅前に移し、バスの到着に合わせた学年別の時間差登校も始めた。

・多摩区は毎月28日を「子ども見守りの日」とし、警察などが児童の登下校を見守っている。

 

 2018年5月新潟市で下校中の2年生の女児が連れ去られて殺害される事件が起きました。

・事件後、市内の小学校は通学路を緊急点検し、犯罪が起こりやすい場所を地図に落とし込む「地域安全マップ」の作成を進めた。

 地図作りのポイントは犯罪者が入りやすく、見えにくい場所を見つけ出すこと。

 児童が自ら歩き、安全な場所や危険な場所を探し出すのも大事。

 皆さんの学校の「地域安全マップ」は役に立っていますか?