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No弐-72  全面広告からのヒント4

 今日は、昨日の読売新聞の全面広告からです。

 全面広告といえば、No812(2020年9月15日)で、嵐の「夢だけ持ったっていいでしょ?」の広告を取り上げました。

 翌日No813(9月16日)は、9月7日の動画配信サービスのNETFLIXの「線を超えるもの」の全面広告でした。

 最近では、No962(2月17日)にSixTONESのニューシングル「僕が僕じゃないみたいだ」の広告でした。

 今日紹介するのは、V6の森永乳業のアイス「pino」の全面広告です。これを使って授業ができないか考えてみました。

 

1.全面広告を見せる。(キャッチコピーは隠しておく)

 この広告からわかることを発表しなさい。(いつもの事実発見トレーニングの様に)

 ピノは6個入りでV6との「6仲間」の共通点にも気づかせます。

 実態によっては、ピノを食べた経験やV6について知っていることを語らせてみても面白いかもしれません。

 

2.文章に注目させます。

 おなじことを楽しもう。①○○○ことはもっと楽しもう。

 誰かと②○○○に向き合うことは、いつだってすこし照れくさいけど。

 そんな時は、いっしょにピノでも食べてみよう。

 アイスは、心の③○○をとかすのが得意だから。

 ④○○○はきっと、隣の人となかよしになることから始まる。

 みんなの距離がはなれている今だからこそ、

 おなじアイスを食べている、たったそれだけの④○○○を

 もっともっと広げていくぞ。

 

3.ここからは鼎談(3人組の話し合い)です。

「①に入る言葉な何でしょう?」

 高学年なら根拠をしっかり話させることです。「響き合い道場」なら聞き方、話し合い方も評価します。

 なぜ、「違うことはもっと楽しむ方がよいか」を考えさせても面白いですね。

 

 次は「②に入る言葉は何でしょう?」順に③、④と進めていきます。

 

 最後にキャッチコピー「○○○○で行こう」を考えさせます。

 

4.最後にふり返りです。短冊を用意し、今日のテーマ①素直②心の壁③平和④仲良しの4つの中から1つを選んで自分の考えを書く。(10分)

 この短冊には花丸ではなく、しっかりコメントを書く。印象に残るコメントは後日紹介する(はり出す)。

 私なら授業の最後に「今日はみんなでもっと仲良くなろうか?」とこっそりアイスを配ります。おススメはしませんが、昔なら許されたでしょう。

「あの1粒は忘れない」という子もきっと出てくると信じます。