· 

No弐-70 日本三大○○調べ4

 No980(3月7日)では、①日本三景、②三名園、③三大河川を、

 No弐-16(4月12日)では④三大瀑布、⑤三名山、⑥三大湖を、

 No弐-43(5月9日)では、⑦三大地鶏、⑧三大和牛、⑨三大蕎麦、⑩三大うどん、⑪三大ラーメン、⑫三大焼きそばを紹介しました。

 今日は残りの珍味、銘茶、祭、芸能、頑固、美人に注目してみました。

 

⑬日本三大珍味 ウニ(塩うに)、カラスミ(ボラの卵巣の塩漬け)、このわた(なまこの腸の塩辛)

 他にもウニではなく、くちこ(ナマコの卵巣を干したもの)という説もあります。

 世界三大珍味は、トリュフ、フォアグラ、キャビアです。

 

⑭日本三大銘茶 宇治茶、静岡茶、狭山茶です。最近では、生産量が多い知覧茶(全国2位)を含めた宇治茶、静岡茶、知覧茶を三大銘茶とする考え方もあります。

 日本茶の生産が盛んな三大産地は1位静岡県、2位鹿児島県、3位三重県でした。

 

⑮日本三大祭り 祇園祭(京都市八坂神社)、天神祭(大阪市大阪天満宮)、神田祭(東京都神田明神)。

 他にも三大祇園祭は、祇園祭、博多祇園山笠(福岡市櫛田神社)、会津田島祇園祭(南会津町熊野神社)。

 東北三大祭りは、ねぶた(青森県)、竿燈(秋田県)、仙台七夕祭(宮城県)。

 日本三大盆踊りは、西馬音内(にしもない)盆踊り(秋田県)、郡上八幡盆踊り(岐阜県)、阿波踊り(徳島県)。

 

⑯日本三大芸能 能、人形浄瑠璃(文楽)、歌舞伎

 日本三大狂言は、仮名手本忠臣蔵、菅原伝授手習鑑、義経千本桜でした。

 

⑰日本三大頑固 肥後の「もっこす」、津軽の「じょっぱり」、土佐の「いごっそう」

 津軽じょっぱりは、青森県の津軽地方の人の気性を表した方言。強情っぱりの言葉から「じょっぱり」となり、意地を張るという意味。

 土佐いごっそうは、高知県の土佐弁で、「頑固で気骨のある男」の意味。

 肥後もっこすは、熊本の県民性を表わした言葉で、純粋で正義感が強く、一度決めたら梃子でも動かないほど頑固で妥協しない男性的な性質を指す。

 

⑱日本三大美人 秋田美人、京美人 (京都美人)、博多美人

 秋田は、良質な水と日本の中で最も日照時間が短く、最も睡眠時間が長い都道府県と言われているんだそうです。

 京都も水がよく、町屋などがあり、日当たりが悪いことで肌が好き通っていると言う説。

 博多は、もつ鍋や辛子明太子などの食文化が影響し、美容へのこだわりが他の地域よりも強いそうです。

 世界三大美人は、クレオパトラ7世、楊貴妃、小野小町と言われていますが、小野小町を三大美人に数えるのは日本独自の話です。