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No弐-54 よい姿勢  

今日は、先週5月13日(木)読売新聞朝刊「くらし 家庭」欄の「子ども」のコーナーに「姿勢」のことが書かれてあったので紹介します。

 皆さんのクラスの子どもの姿勢はいかがですか?気になる子はいますか?

「猫背などの悪い姿勢は、疲れやすく気分が落ち込むなど、心身に悪影響を及ぼすこともある」と言われています。

 

・インターネット調査(育児用品「ノロッカ」、昨年11月、小学生母親551人)

 子どもの姿勢を「悪い」「やや悪い」約6割、コロナで自粛後、姿勢の悪さが気になる約4割。

・姿勢の悪さはゲームやスマホの普及、外遊びの減少に伴う運動不足などが要因。コロナ禍の巣ごもりでさらに状況が悪化する恐れがある。

・背中が丸まり、あごが前に出るような姿勢は、疲れやすくなり、肩こり、腰痛、頭痛を引き起こすほか、視力の低下や気分の落ち込みなどにつながる恐れもある。

 

よい姿勢とは?

 壁に背をつけて立った時、かかと、尻、背中、後頭部の4点が壁につく状態。

 座っている時は、足の裏全体が床につき、すねと太もも、太ももと背中の2か所が直角になっている姿。

 

気づかせる方法

・良い姿勢と悪い姿勢を撮影して見比べる。

・曲がっている腰を後ろから軽く押してあげる。(感覚的に認識させる)

 

よい姿勢のためには?

 適度な運動で胴体部分の筋肉(体幹筋)を鍛えるのが望ましい。

①「手押し車」腕立て伏せの姿勢で足首を持ってもらって腕で進む。

②「ぎったんばっこ」向かい合って互いに足の裏をつけて座り、両手をつないで体を引っ張り合う。

③ジャングルジム 外側ではなく、内側に入って遊ぶ。

 体をねじりながら上り下りをすると体幹筋が鍛えられるほか、背骨もよく動き、柔軟性も養える。

 せひ①②は準備運動に、③は休み時間の遊びにすすめてみてはいかがでしょう。

 私の小学生時代の恩師は、姿勢がいいとよく褒めてくださいました。それが励みになっていたのを思い出しました。

 姿勢のいい子を褒めてみたら、広がるかもしれませんよ。