今日は、昨日のつづきです。4月27日(火)朝日新聞朝刊教育欄「端末1人1台 授業での活用は」にあったもう一つの実践例です。
★埼玉県戸田市の小学校
・同市の小中学校では、今年1,2月に端末「クロームブック」が配られ、小3以上は1人1台、小1と小2は2人に1台で既存の端末を利用。
<6年生の音楽鑑賞の授業>
①冒頭(導入)は、声を出さない「ボディー・パーカッション」
「残酷な天使のテーゼ」の曲が流れると電子黒板に足踏み・拍手・ひざ打ちの3種類のリズム譜が曲に合わせて現れる。
児童は2パートに分かれ、座ったまま曲に合わせて足踏みをしたり、手で膝を叩いたりする。
②次は、「1発5分間うたい」歌唱は1日5分間
マスク姿で教科書の「翼をください」を1回だけ歌う。
「この曲が使われているアニメ知ってる?」とワンシーンを映す。
「エヴァンゲリオンだ!」と喜ぶ児童。
③次は、好みの歌探し。
異なる歌手が歌う6種類の「翼をください」を事前に聞いておく約束。
音源の一部は、児童の端末からアクセスできる「グーグルクラスルーム」のあらかじめアップ。
学校設置者などが補償金を払う「授業目的公衆送信補償金制度」に基づき使用。
・譜面台の各自の端末を置き、ヘッドホンをつけ、各自で聞き直す。
・印象をプリントに書き込む。
・「大共感タイム」 一番気に入ったものが同じ児童同志で集まり議論。
・その後、歌い手が明かされる。
平原綾香、赤い鳥、岡本知高、桜高軽音部、姿月あさと、ヘイリー・ウェステンラ
人気だったのは、平原綾香、桜高軽音部、ヘイリー・ウェステンラ
・次回の授業で、一番気に入った歌がどんな時、風景に似合うか発表する。
昨年末には、学級ごとに「いのちの歌」を歌って録画、全校で歌っているように編集して流し、「校内音楽会」に代えた。
いかがですか?こんな授業を受けることができる子どもたちは幸せですよね。
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