· 

No弐-45 デジタル活用授業1

 今日は、連休前の4月27日(火)朝日新聞朝刊の教育欄からです。「端末1人1台 授業での活用は」でした。

 皆さんの学校でもタブレット端末は、1人1台配布されたことでしょう。

 活用の仕方には管理の面でも課題もたくさんあるかと思いますが、宝の持ち腐れにならないようにしていきたいですね。

 2校の実践例が載っていたので2日に分けて紹介しようと思います。

 

★千葉県印西市の小学校(市の情報教育推進校)

・昨年3月にはグーグルから高学年に端末が無償貸与。10月に一足早く「1人1台」が実現。

・端末は多くの機能を自由に使えるようにし、自宅に持ち帰らせている。

・学校では充電庫にしまわず、机の引き出しで管理。

・学校のウェブサイトにアップする日誌の更新も児童自らが行う。

・年間教育テーマは「SDGs(持続可能な開発目標)」

 

<6年生の実践例>

 物を買うことで環境や地域の貢献できるエシカル消費(倫理的消費)を学び、端末をフル活用。

・3月の1週間、地元のスーパー・イオンに特設売り場を開く。

・児童はバナナや蜂蜜、トイレットペーパーなど約60種の食品や日用品(すべてが環境や社会に配慮したエコラベル商品)を売り場の商品に選ぶ。

 

・児童が商品の説明書きや売り場に流すスライドショー(約5分)を制作。

 SDGsの意義を伝えるナレーションを吹き込む。

・Web上に「エシカル消費を広めて世界を救おうプロジェクト」と題した特設ページを公開。

   Googleサイトで共同編集し、5時間ほどで作成。

 

・社会など一部の教科では紙だけでなく、デジタルノートも使い、授業中にインターネットも使い、幅広い情報に触れる。

 

 情報教育推進校だからと言ってしまえば簡単ですが、子どもたちが自由に使えることで、多くの子が使いこなしている印象ですね。明日につづく。