今日は、連休前の4月27日(火)朝日新聞朝刊の教育欄からです。「端末1人1台 授業での活用は」でした。
皆さんの学校でもタブレット端末は、1人1台配布されたことでしょう。
活用の仕方には管理の面でも課題もたくさんあるかと思いますが、宝の持ち腐れにならないようにしていきたいですね。
2校の実践例が載っていたので2日に分けて紹介しようと思います。
★千葉県印西市の小学校(市の情報教育推進校)
・昨年3月にはグーグルから高学年に端末が無償貸与。10月に一足早く「1人1台」が実現。
・端末は多くの機能を自由に使えるようにし、自宅に持ち帰らせている。
・学校では充電庫にしまわず、机の引き出しで管理。
・学校のウェブサイトにアップする日誌の更新も児童自らが行う。
・年間教育テーマは「SDGs(持続可能な開発目標)」
<6年生の実践例>
物を買うことで環境や地域の貢献できるエシカル消費(倫理的消費)を学び、端末をフル活用。
・3月の1週間、地元のスーパー・イオンに特設売り場を開く。
・児童はバナナや蜂蜜、トイレットペーパーなど約60種の食品や日用品(すべてが環境や社会に配慮したエコラベル商品)を売り場の商品に選ぶ。
・児童が商品の説明書きや売り場に流すスライドショー(約5分)を制作。
SDGsの意義を伝えるナレーションを吹き込む。
・Web上に「エシカル消費を広めて世界を救おうプロジェクト」と題した特設ページを公開。
Googleサイトで共同編集し、5時間ほどで作成。
・社会など一部の教科では紙だけでなく、デジタルノートも使い、授業中にインターネットも使い、幅広い情報に触れる。
情報教育推進校だからと言ってしまえば簡単ですが、子どもたちが自由に使えることで、多くの子が使いこなしている印象ですね。明日につづく。
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