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No弐-25 濃い鉛筆  

昨日の読売新聞朝刊「関心アリ!」は子どもの鉛筆に注目していました。最近は、2Bから6Bが主流で、10 Bや12Bの鉛筆もあるんだそうです。

  

・鉛筆の濃さは、日本産業企画(JIS)によって、9Hから6Bまで17種類に分類されている。

・Hはハード(硬い)、Bはブラック(黒い)を意味し、黒鉛の量が多いほど黒く濃い。

 

 この企画を超えた鉛筆の登場

・三菱鉛筆「ハイユニ」10B、ステッドラー(独)12B(2019)、三菱鉛筆「筆鉛筆」10B

 

・もともとは、濃い鉛筆は硬筆書写に使われることが多かった。

 濃い鉛筆は線が滑らかに書ける。漢字のとめはねが表現しやすい。文字の線が太くて見栄えがいい。

 

・勉強の際にノートに文字を書く鉛筆も濃くなっている。

・東京都内のある小学校では新入生の鉛筆は2Bを指定。

 

・トンボ鉛筆の販売数量

 1999年  HB(43%)、2B(22%) →2019年 2B(51%)、HB(20%)

・濃い鉛筆が人気なのは、筆圧が落ちていることが背景にあるのでは? 

・鉄棒などで体を動かして遊ばなくなって、室内でゲームで遊ぶようになったために体力が低下。筆圧が弱くても書きやすいように、芯が太くて軟らかな鉛筆が人気になってきたのではないか。

・ボールペンでも滑らかに書けるものが売れ筋になっているので、その流れが鉛筆にも反映しているのではないか。

 

★谷田貝公昭名誉教授(目白大・保育学)の話

 手は運動器であるとともに、熱さや冷たさを感じるといった感覚器の役割がある。刺激が少ないと手の感覚が育たない。

鉛筆を使うことは刺激になるので、書きやすい濃い鉛筆ばかりを選ばず、硬い鉛筆で字を書かせることも大切ではないか。

 

 皆さんの好みの濃さはありますか?私の小学校の頃は、HB、Bが主流で、 2Bは絵を描く時、H、2Hをふだんに使っている友達もいました。

 私は、筆圧が強いので、濃い鉛筆はよく折れて困りました。ノートや手もよく汚れたのを覚えています。

 筆圧を感じさせながら、鉛筆のよさを再度見直し、好みの濃さ、書きやすさにもに気付かせていきたいですね。