「週刊ポスト」(4月16・23日号)に「令和の小学校から消えたモノ」という記事があり、興味深く読みました。
①ブランコやシーソー
全国の小学校における遊具の設置率(日本スポーツ振興センター・令和2年)
ブランコ(76%)、滑り台(67%)、シーソー(21%)
大都市 ブランコ(39%)、滑り台(49%)、シーソー(13%)
ブランコやシーソーなど校庭遊具での事故は多く、訴訟にまで発展したケースも多々ある。
2011年神奈川県茅ケ崎市の小学校で小2の児童が校庭の遊具から落ちて重症。
→市は17年に和解金2000万円を支払いと遊具撤去で和解。
②アルコールランプやマッチ
1990年東京都立川市の小学校で小6の児童が理科の実験中、同級生の持っていたアルコールランプから衣服に引火して大やけどする事故。
→02年に市と元同級生の両親が3600万円を支払い和解。
③飼育小屋
動物アレルギーの子、長期休みの当番、繁殖などの問題。
④腰洗い槽
数十秒間の適切なシャワーで先院効果が得られる。
⑤ぎょう虫検査
2015年を最後に一部を除いて廃止。
⑥和式便器、男子用小便器
都市部の新設校や古い学校の改装では、男子用の小便器を廃止し、すべて個室化するケースが多い。
⑦名札 不審者対策
⑧連絡網 個人情報漏れ、現在は一斉メール
⑨ブルマー 男子と同じハーフパンツ
⑩あだ名 人権への配慮 男女とも「~さん」 名簿も男女混合
⑪チャイム 近隣住民への配慮と生徒の自主性を高める目的
⑫家庭訪問 玄関先か廃止
⑬仰げば尊し 現在は「旅立ちの日に」が定番
いかがでしたか?皆さんの学校ではこれらはすべてなくなっていますか?
意外に世間一般では知られていないのかもしれませんね。
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