4月13日(火)読売新聞朝刊「文化」欄の「歴史学習まんが戦国時代」の見出しが目に留まりました。
分かりやすく歴史の魅力を伝える学習まんがの世界が、活気づき、コロナ禍の巣ごもり学習の需要から大人の学び直しの教材として注目されているのだそうです。ここでは、6社の歴史学習まんがが紹介されていました。
・現在の学習歴史まんがブームは、2013年刊行の話題作「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」(KADOKAWA)がきっかけの一つだ。
小学館の「学習まんが 少年少女日本の歴史」(全22巻)が受験に役立つと紹介されました。
・「講談社学習まんが 日本の歴史」(全20巻)も20年7月発刊の際、「受験対策」を特色に掲げた。小学生にも分かるまんがとともに、大学受験に必要な用語などは「マメ知識」として全ページの欄外に記載している。
新学習指導要領の「主体的・対話的な学び」から、昭和・平成・令和の巻の「グローバル化」の項では、問いかけの一文からストーリーを展開し、自発的な学びを促す。
高校では、22年度から18世紀以降の近現代史を重視する「歴史総合」が新設されることも追い風になっている。
・1967年創刊と最も古いシリーズ「集英社版学習まんが 日本の歴史」は2016年の全面改訂の際、大学受験予備校の人気講師の意見を参考に、20巻中8巻を明治以降にした。
・今年2月発売の「角川まんが学習シリーズ 世界の歴史」は全20巻のうち近代が7巻、現代が4巻を占め、4刷が決定した。
KADOKAWAの「日本の歴史」(全15巻)は初めてソフトカバーを採用。年間売り上げで対前年(2019年)比が1.3倍となる。
・中公文庫も昨秋から石ノ森章太郎が絵を手がけ、1990年代に刊行した全55巻の「マンガ日本の歴史」を2巻ずつ合本し、巻末の解説に最新の研究情報を加えた新装版(全27巻)を刊行中。
・学研は2月、歴史まんがの分野では初めてというDVD付きの「学研まんがNEW日本の歴史」(全12巻)を刊行。各館の内容を豊富な映像やアニメーションでも30分以上にわたり解説。
早速、本屋さんに行って見てきました。中公文庫はまだ発売されていませんでしたが、本の価格で一番安いのは角川。一冊のページ数が多いのは角川と講談社。総ページ数では講談社。セットで全巻購入なら一番安いのが学研。発売日が一番新しいのは講談社。図書室でよく目にしたのは1981年発行の小学館かしら。
どうしてもまんがの絵の好みが分かれるところです。成美堂からも出していたのですが、歴史上人物がみんなイケメン、美女ばっかりでイメージが出来上がってしまわないかと心配になりました。
やはり中身を読んで比較してみたくなりました。今度図書館で読んでみます。
皆さんもいい情報があったら教えてください。
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