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No弐-14 心  

先月の読売新聞朝刊(3月3日)の「ことばの宝箱」は「心」でした。遅くなりましたが、紹介します。

①「心を寄せる」ものに関心を持ったり人に好意を抱いたりすること

②「心を打つ」深く感動させること

④「心を許す」信頼すること

⑤「以心伝心」言葉を使わなくても気持ちが通じ合うこと

⑥「会心」思い通りにいって満足すること

⑦「心憎い」憎らしく感じてしまうほど見事で立派なこと

⑧「心機一転」あることをきっかけにして気持ちをすっかり変えること

⑨「心意気」ものごとに進んで取り組もうとする気持ち

 

 それでは「心がつく慣用句クイズ」を作ってみました。今回は、3択問題にしてみました。

①○の頭も信心から  A鰹(かつお) B鰯(いわし) C鯛(たい)

どんなつまらないものでも、信じる心があれば尊く思われるということ。

 

②男心と秋の空は一夜に○度変わる A三 B五 C七

男の愛情は、秋の空模様のように変わりやすいということ

 

③女の心は○の目 A猫 B犬 C鳥

女の心は気まぐれで変わりやすいというたとえ。○の目が光によって形が変化するように変わりやすいという意から。

 

④猫は○の心を知らず A人 B虎 C犬

つまらない人間には、大人物の心の中はわからないということのたとえ

 

⑤○馬の心 A牛(ぎゅう)B鹿(か)C犬(けん) 

臣下が主君のために尽くし、恩に報いようとする忠誠心のこと。

 

⑥心○を注ぐ A血(けつ)B魂(こん)C水(すい) 

全力で取り組むこと。

 

⑦心中より〇○ A羊羹(ようかん)B饅頭(まんじゅう)C大福(だいふく)  

見栄や体裁よりも、実際の利益を重んじるべきだということ。

義理立てして心中するより、甘いもので腹を満たしたほうがいいということから。

 レッツトライ!