今日は、志村けんさんの一周忌です。昨年はすごい衝撃でした。私は、NHKの「となりのシムラ」の大ファンでしたから、No649(2020年4月5日)で志村けんさんの事を取り上げました。
お笑い評論家の西條昇さんの悼むコメントを紹介しました。
・志村さんの笑いのポイントは動きです。「酔っぱらいはこうなるよな」「こんなおばちゃんいるよな」と、普遍的なおかしさを演じられました。
・志村さんの笑いへの厳しい姿勢にとにかく驚きました。志村さんの勉強量はすさまじかった。まだ日本で発売されていない海外のコント番組のビデオを輸入業者通を通じて取り寄せておられました。志村さんの笑いはとてつもない知識量から生み出されたものなのです。
・「アイーン」のポーズなどで目をより目にさせるのは米国の喜劇俳優ジェリー・ルイスに「すびばせん」と鼻声交じりに話すのは落語家の二代目桂枝雀に。先人たちを研究した上で、志村さんは新たな笑いを提供しました。
さて今日は、昨年夏に購入した「週刊現代別冊 おとなの週刊現代 今も愛される 志村けんさんが教えてくれたこと」から、志村さんが残した私のお気に入りの名言を紹介します。
①相手が考えていることの一歩先まで神経を回すことができて、初めてまともな仕事といえると思うんだけど。
②仕事におけるイロハは「理屈や理論」ではなく、「礼儀やしきたり」だったりする。
③最初から全力でいかない奴は、その時点で先がない。
④常に全力投球で苦しみ続ける。苦しんで苦しみ抜くからまた新しいものが生まれるんだし、苦しまないでポンと新しいものが生まれることはないから。
⑤仕事を楽しくするためには、男にしても女にしても好きな人が近くにいたほうがいい。
⑥仕事は人脈から生まれることが多いし、その人脈を太くしたり円滑にするのが遊びだろう。
⑦ホメ言葉は重要なコミュニケーションだ、とオレは思っている。それは仕事向上へのよい肥料となって、本人の励みとなる。
⑧いとも簡単にやっているようで実はその裏で血のにじむような努力と完璧な準備があるからこそ、金を取れるモノになるわけなんだから。
⑨自分が笑われるのはいい。でも、他人を笑うのは好きじゃない。
⑩女房(彼女)は、自分自身を映す鏡だと思えばいい。
⑪いつか100点の仕事をして、その後で完璧な酒を飲んだら、もう人生終わってもいい。
⑫「あり過ぎず、少なすぎず」だ。気持ちの余裕、お金の余裕、休日など、どれもほどほどが健康的だと思う。
⑬「三割満足で十分」でいけば、腹の立つことも少なくなるだろうし、けっこう丸く収まると思う。野球だって三割打てば立派なもの、だよね。
⑭少しの才能と個性、それに決断力があれば、今日より明日は、いい生活が出来るかもしれない。そのことに、どうやって気づくかが、大切じゃないのかな。
皆さんは何番が印象に残りましたか?道徳の時間に使えそうでしょ?また機会があったら志村さんのことを紹介しますね。
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