今日の日本経済新聞の「プラス1」は「ネーティブには通じない『和製英語』」でした。
1位 リフォーム 住宅や建物の改修はrenovation、改装はremodeling。
リフォームは英語では「改革」の意味で習慣・制度などを刷新する場合に使う。
2位 リストアップ 「列挙する」は英語ではmake a list
リストは「一覧表」で、動詞なら「表にする」の意味だが、英語のupと一緒に使うとネーティブには通じない。日本人はupをよく使うが間違いが多い。
レベルアップはimprove、キャリアアップはcareer advancement
3位 ライブハウス ライブハウスは英語で「live house(生きている家)」となり、ホラーの世界になってしまう。正解は、a live music club(venue)
4位 フライング 正しくは、a false start。 英語で「フライングスタート」は、「飛ぶようなスタート」で、出だしの良いスタートということになる。
5位 マンツーマン 日本のマンツーマンはスポーツで使われ、「マンツーマン・ディフェンス」のように一対一で争う防御戦術を意味する。個人の場合はprivate lesson。
一対一で面と向かって話すことを強調するときはone-on-one(米国)、one-to-one(英国・豪州)
6位 キーホルダー ホルダーでは壁に掛けるフックを想像されるかもしれない。
正しくはキーチェーン(key chain)、キーリング(key ring)、キーケース(key case)
7位 アフターサービス 正しくはafter-sales service、post-sales service(英国・豪州)
8位 ワインクーラー 正しくはa wine bucket
9位 フライドポテト 正しくはFrench fries、Belgium fries、chips(英国)
英語でfried potatoesと注文すると、油で揚げたジャガイモ料理が店で出てきてしまう。
10位 コンパニオン 正しくは、a promotional model、 a banquet attendant
英語のcompanionは仲間、連れそいという意味。
和製英語だとわかった人が多いベスト3
1位 ペーパードライバー a person with a driver’s license but no practice
2位 サラリーマン company employer、office worker
3位 ガソリンスタンド gas station
最後に「世界の英語力ランキング」が載っていました。
1位は、「蘭学事始」の穂波さんの情報にもあったあのオランダでした。
2位デンマーク 3位フィンランド、10位シンガポール、32位韓国、38位中国、50位インド、日本は55位でした。
和製英語は、「日本語の語彙や表現を豊かにする反面、正しい英語を学ぶ上では障害になる」と書かれてありました。その通りですね。時には教室で話題してあげてください。
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