納豆といえば水戸ですよね?3月9日(火)の朝日新聞朝刊「ニュースQ3」からです。
納豆の1世帯(2人以上の世帯)当たりの年間購入額が、水戸市は、2020年全国で5位になり、2019年の2位から順位を落としたことが、総務省が公表した家計調査で分かりました。では購入額1位はどこでしょう?
1位 福島市(7251円)2年連続
2位 山形市(6543円)
3位 盛岡市(6460円)
4位 仙台市(6228円)
5位 水戸市(6061円)
・過去10年間で水戸市が首位だったのは13年と16年の2回だけ。
・最も多く首位を確保したのは福島市の5回。
消費量でも1位は福島市、2位は盛岡市、3位は水戸市でした。
★なぜ東北勢が優勢なのか?
納豆の食べ方アンケートでは、7割近くが「納豆ご飯」。
・一方、東北では、みそ汁に入れたり、ラーメンに入れたりと、多様な食べ方が目立つ。
・長期保存できる納豆を冬に食べる習慣がある。(商工会議所担当者)
★首位奪還を期す水戸市の取り組み
①納豆の日(7月10日)にJR水戸駅前で納豆を無料配布イベント開催
②納豆食べ方コンテスト
特売も増加しているようです。
こうなると納豆について調べたくなるではありませんか?
★納豆あれこれ(Wikipediaより抜粋)
・納豆は、大豆を納豆菌で細菌発酵させた発酵食品
・平安中期の「新猿楽記」の中で「精進物、春、塩辛納豆」とあるのが初見。
・納豆は精進料理として主に禅寺の納所(なっしょ、寺院の倉庫)で作られた食品、これが名前の由来という説あり。
・江戸時代から始まった「納豆売り」と呼ばれる行商人が納豆を売り歩く振り売り盛ん。
売り声は「なっと〜〜、なっと〜〜(語尾をあげる)」。
・納豆、納豆汁は冬の季語、納豆の時期は冬。
・納豆汁は、江戸時代までは納豆ご飯よりも頻繁に食卓に上っていた。
・ネギやからしを加えると納豆のアンモニア臭を抑える効果あり。
・納豆に砂糖を加えると粘りが増す。
・秋田県横手市には「納豆発祥の地」の碑。
・福島県福島市では最低でも2週間に1回は給食に納豆が出る。
・茨城県水戸市は納豆生産量では日本一。
毎年3月10日(水戸の日)に「納豆早食い大会」開催。
・熊本県は、九州の中でも古くから普及し、スーパーで普通に販売され、消費量も多い。
・ハワイやカリフォルニアには豆腐製造業者があり、納豆も製造販売されている。
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