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No977 心身の学びの変化2020

  昨年2月27日の臨時休校要請を受け、3月2日から一斉休校が始まってから1年が経ちました。3月1日(月)の朝日新聞朝刊に「コロナ禍は子どもたち心身の学びにどのような変化をもたらしたのか」の記事に注目しました。

 

 まずは、うつ傾向と教育格差についてです。

・大阪市のある小学校では、学校再開後の昨年6月、5、6年生の7人が教室に入れなくなったり、不登校になったりした。

休校中のSNSやオンラインのトラブルや学校再開への不安が原因で、今もほとんど教室に入れない子もいるそうです。

 

★子どものうつ症状傾向の調査(国立成育医療研究センター、昨年11月~12月)

 中等度以上のうつ傾向 小4~6年生(15%)中学生(24%)、高校生(30%)

 

★子どもの自殺者数(文科省、2020年)

  479人(前年比4割増、過去最多)

 

★18歳意識調査(日本財団、昨年12月)

  「他の人に比べて学習環境に差があると感じたことがある」43.4% うち「コロナ禍で学習環境の差が広がったと感じる」68.0%

 

 一方、オンライン学習が広がりました。学校や家庭環境の格差が指摘される一方、不登校の子も授業に参加できるようになる変化もあったといいます。

・大阪府寝屋川市「選択登校性」自宅学習の希望者には授業を中継。

 

・学大附属小金井小 教室の授業を保健室にいる児童もタブレット端末で視聴可能。

 

・新宿区教委 端末を使って家庭で学び、担任がその過程を見られるオンライン教材などのIDを全小中学生に配布。

 ある小学校では3年生以上に導入し、毎週金曜日、全員に端末上で課題を出すんだそうです。登校しない子も家庭で同じ学習できる環境が整うメリットがあるようです。