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No955 有害な男らしさ

  今日は昨日の読売新聞朝刊「生活調べ隊」からです。「『有害な』男らしさに注目」の見出しが目に留まりました。

 最近はSNSや雑誌の特集でも「男らしさ」をよく見かけることがあり、その多くに共通しているのは、男らしさが「有害」または「有毒だ」という内容だと書かれてありしたが、皆さんは「有害な男らしさ」という言葉を見たり、聞いたりしたことはありますか?

 

・「有害な男らしさ」を意味する「Toxic Masculinity」という言葉は、1980年代後半に米国で登場した。当時女性差別主義者の男が女子学生を殺害する事件が発生しており、病的な男性性へのこだわりというような意味で使われていたという。

 

 伊藤公雄名誉教授(京都大)の話

「『勇敢で強く、たくましい』といった旧来の男らしさへの過剰なこだわりが、『女より男が上』などという差別意識を生み出し、女性蔑視や性暴力を引き起こすことがある。」

 

「これまで男性基準だった社会が地殻変動を起こしている中で、変化に対応できないまま不安や不満を抱える男性が増えている」

 

「古い男らしさにとらわれて、何かを奪われたような気持ちになっている男性たちの無用なこだわりを解きほぐすことが求められている」

 

 「男の子だから」「男のくせに」「男の子だから泣かないの」「男の子なら弱音を吐くな」

 皆さんは言ったことがありますか?聞いたことがありますか?

 青春ドラマ「おれは男だ」に夢中になった世代ですから、男らしくありたいと意識したもんですが、今年の箱根駅伝で大逆転した選手に監督が放った「おまえ男だ」「男だろ」には違和感がありました。

 

★男の子の子育てに気をつけたいこと

①乱暴な振る舞いをしたら、きちんと叱る。

②スカートめくりやカンチョ―のような行為は、性暴力になると教える。

③女子への意地悪を、行為の裏返しなどと捉えずに叱る。

④男であることを理由に、何かを我慢させたり無理に何かをやらせたりしない。

⑤テレビなどで性差別や暴力に関する場面を見たら、いけないことだと説明する。

 

 男の子を子育て中の方、学級での男の子への接し方を振り返ってみていかがでしょう。参考になったでしょうか?