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No928 臭気判定士のお仕事とは?

 1月7日(木)の朝日新聞朝刊「リレーおぴにおん」の「日本のにおい3」からです。「究極の消臭は「無臭」ではない」の見出しが目に留まりました。

 臭気判定士という職業をご存知でしたか?

・臭気判定士とは、工場などから出る臭気で苦情が出た時、それが法律上の基準に違反していないかを調べる国家資格。

 石川英一さんの仕事もかなり多様化しているそうです。

・マンションで起こる臭気トラブルの調査、現代人は微かな匂いにも敏感。

「下の階から来るタバコ臭をなんとかして」

「この部屋の匂いの原因を調べてほしい」

 

・臭覚は生来の特殊能力ではなく、長年の経験で磨くことができる。

・においの強さ0〜5 (6段階)

 0 実験室でしか作れない完全無臭

 1 何かはわからないが、匂いを感じる

 2 注意深く嗅げば、何の匂いかがわかる。

 

・この他増えている仕事は、シャンプーや芳香剤など様々なメーカーによる新商品開発のお手伝い。消臭効果の測定、他者より優れているかの測定など。

 

・人が認知できる匂いの数は約40万。そのうち普段の生活で触れる匂いは1000種程度。

・最近の新商品開発で新たな匂いが人工的に作り出されている。

 

・「現代の日本人が無臭が一番いいと考える傾向があるが、そんなことはない。完全無臭に近い状態は不自然で不気味。大切なのは匂いの良し悪しは相対的なもので、人の心理や感情にも左右される」とおっしゃっています。

・「究極の消臭対策は?」の答えは、「気にしないこと」だそうです。