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No921  嵐の魅力

 年末の12月23日(水)朝日新聞朝刊「文芸」の見出しは「嵐 個性が溶け合った21年」、12月30日(水)読売新聞朝刊の見出しは「嵐21年『偉大なる普通』」で、目に留まりました。

 皆さんもご存知の通り、嵐は、昨日31日をもって活動を休止しました。紅白も感動しました。あっし(1人称を試してます)は、嵐のファンではないのですが、年々親しみを感じるようになっていました。なぜなんだろう?と思い、読んでみると答えが見つかったような気がします。抜粋してみます。

 

・1999年デビュー、歴代最多の54作品で週刊シングルランキング首位獲得

・2018~19年のドームツアーは50公演で約238万人動員。

・NHK紅白歌合戦では、白組司会をグループと個人合わせて9回も務めた。

 

・小柄な外見はマッチョさとは無縁。普段の姿に威圧感がない。

・中学生・高校生が「年齢差を感じない」「かわいい」と言う。

・親しみやすい存在であり続けたのも特色だ。好みが分かれる高級ブランド品ではなく、良質の「ファストファッション」のよう。

・「嵐を評すれば〝偉大なる普通〞。人々が安定を求めた約20年、普通であることの偉大さを示し続けた」(鈴木様仁・社会学者)

・彼らの堅実さ、安定感が時代の価値観に合致した。

 

・撮影でも皆が歩調をあわせ、われ先に出ようとする者はいない。

・グループのセンターは決まっておらず、5人の関係は対等。

・5人はグループ内に序列を作らず、だれも置き去りにせず横一線で走り続けた。

・キャラクターのすみ分けが絶妙で、人気に凹凸がない。

・これほどグループ内で格差のないアイドルグループは稀有だ。

・出しゃばらない奥ゆかしさは「草食男子」のイメージにも重なり、「派遣切り」がささやかれる世の中を癒した。

 

・いま、アラフォーになった彼らの雰囲気と関係性が当時とほとんど変わっていないことに驚く。

・個性を生かしながら、嵐としての活動を軸足に置くことを忘れなかった。

・5人はソロ活動も嵐のために考えていたようだ。

 

・嵐の歌はラブソングより、応援ソングが多い。

・曲のタイトルは多くが英語、テンポが速く、カラオケで簡単に歌えそうになく、ミリオンヒットは「カイト」だけだった。  

・SMAPのようなメガヒットはないが、伸び代、可能性を感じさせた。

 嵐のこれらのエピソードを使って、道徳の授業もできそうですね。