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No913 クリスマス  

昨日のイブをきっかけに、もう少しクリスマスのことを調べてみたくなりました。いかに何も知らないで育ってきたか、恥ずかしくなりました。

 

 日本のクリスマスの歴史をWikipediaで調べ、まとめてみました。

 1552年に周防国山口(現在の山口県山口市)で、カトリック教会(イエズス会)の宣教師が、日本人信徒を招いて降誕祭のミサを行ったのが、日本で初めてのクリスマスです。

 しかし、その後江戸幕府はキリスト教を禁止したので、明治の初めまでの200年以上の間、隠れキリシタン以外には全く受け入れられませんでした。 

 

 日本でクリスマスが受け入れられたのは、1900年(明治33年)に明治屋が銀座に進出し、クリスマス商戦が始まったことが大きな契機になりました。 

 大正時代になると、児童向け雑誌や少女雑誌の12月号に、表紙やクリスマスにまつわる話や挿絵がたくさん使われました。 

 1926年(大正15年)12月25日の大正天皇崩御に伴い、大正天皇祭が設定され、1948年まで休日になりました。この頃から日本でクリスマスの習慣が広く普及しました。

 

 昭和初期の頃、銀座、渋谷道玄坂、浅草などの多くのカフェや喫茶店ではクリスマス料理の献立を用意し、店員はクリスマスの仮装をして客を迎えました。 

 戦後もクリスマスは年中行事として定着し、行事も盛大に行われるようになりました。 

 

 日本のクリスマスの特徴

 カトリック系の西欧の国では、1月6日までをクリスマス期間にしているのに対して、日本は12月26日になると、クリスマスの飾りが一転し、門松などの正月飾りに付け替えられ、店では正月準備用や大掃除用商品の陳列・販売され、BGMも『お正月』が流れる点が世界的に見て特徴的なんだそうです。

 これはクリスマスを神聖な宗教行事としてではなく、商業行事としてみなすだけで、正しい理解を示さないためだと言われています。

 

 また、日本は、本場のキリスト教圏と比べるとまだ規模が小さいという指摘があります。「クリスマスを避けるために行く国トップ10」(2014)のランキングでは、日本が1位でした。これは、日本はクリスマスが祝日でなく、この日は普段通り仕事をするためだからです。

 世界のクリスマスは、どんな感じなんでしょう?

・フランスの多くの教会堂の内部や外部で「降誕場面」が飾られる。大人たちは、12月初旬からクリスマスにかけて、クリスマスカードを郵送しあう。子供達がプレゼントをもらうのは1月6日である。 

 

・イタリアのほとんどの地域では、プレゼントを持って来るのは、魔女のベファーナとされている。

 

・オランダやドイツの一部地域では、12月6日に子供達はプレゼントをもらう。ドイツでは、プレゼントを貰えるのは、それまでの1年間に良い子だった子供だけで、悪い子は石炭を与えられたり、木の枝で打たれることになっている地域もある。 

 

・北欧のクリスマスはユールと呼ばれ、ワラで作ったヤギを飾ること、妖精がプレゼントを持って来てくれることなど、独自の習慣が見られる。

 

・オーストラリアや南米など南半球の国々では、クリスマスは真夏となる。そのためクリスマスパーティーは、屋外やプールなどで開催されることも多い。

 

・アメリカでは、イギリス流のクリスマスが一般的で、クリスマスの絵はがきやグリーティングカードを送ったり、プレゼントを家族全員で交換し合う習慣がある。

 25日と1月1日だけが祝日で、後は個人で各々有給休暇を取得して休むのが一般的である。軍も休暇となり、基地や宿営地は閉鎖され、派兵中でない兵士達は自宅へ帰宅する。 

 

・イギリスでは12月25日(24日の終電から26日の始発まで)は、ロンドン地下鉄やロンドンバスは全線運休になる。