自分のランドセル、子どものランドセルを覚えていますか?今日の読売新聞朝刊の「生活調べ隊」はランドセルのことを取り上げていました。
・ランドセルの起源は幕末の西洋式軍隊が使用した布製リュックに遡る。
・現在の革製箱型は、伊藤博文が1887年、のちの大正天皇の学習院入学を祝って献上したのが始まりという。
・一般家庭へは、戦後の高度経済成長期以降に普及した。
再利用の取り組み
福井市では2018年度から、市民の使用済みのランドセルを寄付してもらい、必要な世帯に無償で提供する事業を始め、19年度末までに79個が譲渡されたそうです。福井県の生協や鳥取県の運送サービス会社も行っています。
また、国際貢献として、アフガニスタンに送る活動を続けている法人もあります。
「ランリック」というランドセルをご存知でしょうか?
京都府の学生洋品店「マルヤス」が1968年に開発したランドセルで、ナイロン製で重さは約700g、価格は1万円程度、最近は全国から問い合わせがあるそうです。
茨城県日立市や大阪府摂津市では、無料配布をしています。
「ラン活」をご存知でしょうか?
最近はランドセル商戦が過熱していて、人気商品はすぐ完売になるそうです。
平均価格35000円(2010)→54000円(2020年)に上昇しました。
教科書の大型化などでランドセルの重さが問題になっています。最近は肩痛や腰痛に悩む児童も少なくないといいます。そこで価格面だけでなく、子供の身体的負担面を考え、軽量リュックを選ぶ人も出てきています。
街で見る子供たちのランドセルは大分色がカラフルになりました。平均54000円は高いと思いませんか?私の理想は、もっと個性的であってほしい。もっとオシャレであってほしい。素材は革でなくていい。
6年間使わなくてもいい。6年生が1年生の時から使っているランドセルの大きさは体にあっていませんよね。大人でも通勤電車では、リュックは邪魔なので、前でにしても抱えやすく、手提げやショルダーにもなったりする方が便利だと思います。
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