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No902 自由進度学習

 読売新聞朝刊「教育ルネサンス」は「個を生かす」をテーマに3回連載されました。

「新型コロナウイルスによる休校で子供が個々に学ぶ機会も増えた。子供の理解度や学習のスピード、興味・関心に合わせた学びが改めて注目されている。」と書かれてあります。 

 今日は、1回目の「自分で決める」授業(12月3日)からです。

 

 愛知県の小学校での4年生以上の総合的な学習の時間の実践が紹介さていました。

・一人学びの時間「オープン・タイム」 テーマや進め方、ペースは自分で決めて取り組む。

「妹のために上履き袋を作る」「家の中を整理したいので本棚を作る」「韓国のアイドルに手紙を書く」など

 

・「自由進度学習」(主要教科) 児童が特定の単元内で自ら学習計画を作成して行う。

 例「たから島の冒険」(3年国語)教科書の宝の地図を使って物語を書く→教科書以外のの地図を使って書く→自分で宝の地図を書いて物語を書く

 

 高学年では、複数の教科を組み合わせ、その時間配分を自分で決めることもでき、この自由進度学習は、全体の3割程度で取り入れているそうです。

 

 長野県の小学校での6年生の単元自由進度学習の例が紹介されていました。

・9~10月、算数と社会の授業計16コマ分を配分や計画を自分で作成する。

学校が作成した複数の教材から、学習段階に応じたプリント類を解いたり、テーマを調べたりする。

 教員は児童への助言やノートやプリントで学習状況を確認する。

 

 伏木久始教授(信州大・教育学)の話

・一斉授業と比べて、自由進度学習は子どもの自由度が広がるため、学習意欲が高まりやすい。教員も個別の児童を見つめることができるので、子供への理解が進む。

 

「自由」とか「選択」という言葉は魅力的ですよね。ただ気になるのは「評価」です。総合の時間当たりでこういう力をつけておくといいですね。