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No881  勤労感謝の日

 11月3日は、文化の日のことを紹介したので、今日は勤労感謝の日を調べてみました。

 由来は「日本では古くから、天皇が新穀などの収穫物を神々に供えて感謝し、自らも食する『新嘗祭(にいなめさい)』という祭事が行われてきた」(Wikipedia)と書いてあります。

 

 新嘗祭が勤労感謝の日になったのは、1948年。第二次世界大戦後、GHQは宮中行事としての新嘗祭を残しつつ、国民の祝日から切り離す政策をとったので、宮中行事の「新嘗祭」は、「勤労感謝の日」に装いを改めて国民の祝日になったようです。

 

 新嘗祭は、新暦11月、2回目の卯の日に行うこととされており、それが11月23日だったそうで、宮中で天皇陛下がご自身で育てられた新穀をお奉りして召し上がるという行事は現在も行われており、ニュースで見たことはあります。

 

 11月23日は、語呂合わせから、いいつまみ(珍味の日)、いいふうみ(ゆず記念日)、いいふみ、いい夫妻、いい兄さん、いいファミリー、いい入札などがあります。

 また今日は、1年で最後の祝日で、現在まで続いている固定休の中で最も長く続いている休日なんだそうです。

 

 おいしいご飯がいただけることに感謝。多くの人の働きに感謝。1年に1回は、感謝を強く意識する1日があってもいいですよね。

 

◎世界の言葉を使って、感謝を伝えてみましょう。

 英語「サンキュー」、フランス語「メルシー」、ドイツ語「ダンケ」、イタリア語「グラッツィエ」、スペイン語「グラシアス」、ロシア語「スパスィーバ」、中国語「シェシェ」、韓国語「カムサハムニダ」

 

◎私の好きな「感謝の名言」です。

「私の、このヘタな文字、つたない文章も見てくれる人のおかげで書かせていただけるんです。 〈おかげさん〉でないものは、この世に一ツもありません。 みんな〈おかげさん〉で成り立っているんです。」(相田みつを)

 

「不満はね ストレスの素よ。 感謝は エネルギーになるのよね。」(森光子)