· 

No870 ユニーク事典

 今日は珍しく日本経済新聞からです。土曜日の別冊「NIKKEIプラス1」には「何でもランキング」が紹介されています。

 11月7日は「家族で楽しむユニーク事典」の目が留まりkeepしておきました。

 

1位「文房具用語辞典」~ペン・定規・ハサミ・・・止まらぬ雑学~ 文具メーカーの名称の変遷や「紙で手を切る」のような現象の解説まで、文具というテーマでどこまでも深く掘り下げる。

 

2位「絵引 民具の事典 普及版」~君の名は イラストで検索~ 本書があれば古い民具の名前や用途が簡単に調べられる。

 

3位「図説 日本戦陣作法事典」~ルールだらけの戦場を図解~ 江戸時代には出陣式には「小笠原流」や「伊勢流」があるなど、戦には数えきれないほど細かいルールがあった。

 

4「世界の文学の図典 普及版」~マヤ文明から衆参の違いまで~ 世界のあらゆる文学を収録し、成立から現状、読み方、使われ方を開設した力作。

 

5「図説 日本未確認生物事典」~うごめく114種の妖怪~ 日本の妖怪や幼獣114種類を、歴史文献の目撃記録などを引用しながら分かりやすく解説。

 

6「どんぐりの呼び名事典」~日本には22種類 散策のお供に~ ドングリはブナ科の植物になる果実の総称で、日本にはコナラやクヌギなど22種類が存在する。

 

7「身の回りを数学で説明する事典」~日常を数字や法則で斬る~ 落としたトーストのバターを塗った面が下を向いて落ちる確率はカーペットの値段に比例するなど。

 

8「日本全図 境界未定地の事典」~途切れ点線に宿るナゾ~ 詳細な地図で県や市町村の境を見ると境界線を示す点線が途切れる場所がある。そうして見つけた全国の境界未定地約100か所の現状と由来を地図とともに解説する異端の事典。

 

9「日本の星名事典」~ギリシャ神話と異なる物語~ 日本各地で伝えられた星の名前約900種類を収録した。

 

10「日本の色事典」~染屋5代目は紡ぐみやびな伝統~ 着物や日本のみやびな伝統色を和歌や歴史的逸話に触れながら解説。209色の色見本を印刷で忠実に再現したのが売り物。

 

 「事典・辞書」が国内新刊数4割減、推定発行部数94万冊に対し、「その他の事典・辞典・じてん」は、ネット上では手に入らない情報が多く載っているので、3割増、124万部で上回っているそうです。

 値段がネックなのですが、どれも魅力的なタイトルです。皆さんなら、どれを読んでみたいですか?