今月の読売新聞朝刊(10月7日)の「ことばの宝箱」は「口」でした。
「口」のつく慣用句・ことわざは何が思い浮かびますか?
①「口を挟む」人の話を割り込んで話す。
②「口が軽い」言ってはいけないことまでしゃべってしまう。
③「口をとがらせる」不満そうな顔をする。
④「口が堅い」言うべきでないことを人に話さない
⑤「口を滑らす」うっかり言ってしまう。
⑥「口火を切る」最初に始める。
⑦「口を利く」間に立って世話をする。
⑧「口車に乗る」口先だけのうまい言い回しに騙される。
⑨「口を極める」あらゆる言い方で褒め尽くす。
⑩「口に合う」食べ物や飲み物が好みに合う。
他にもないか調べて、クイズを作ってみました。次の意味を表す「口」が付くことわざは何でしょう?
⑪その気になればなんでもできるというたとえ
⑫味が良いものや質の高いものなどを食べ慣れていて、食に贅沢であることのたとえ
⑬相手に対して、言わなくてもいいことや失礼なことを言うことのたとえ
⑭お世話になった人や目上の人に対して悪口を言うと、罰としてその口が歪むということのたとえ。
⑮口先だけで、行動が伴なわない人のたとえ
⑯生活が苦しくなり、食べていけなくなること。
⑰悪いことをしていながら素知らぬふりをすること。
⑱言葉に悪意や皮肉がこめられていること。
⑲何も言おうとせず沈黙すること。
⑳たいへん貧しく、ぎりぎりの生活をすること
答え
⑪口あれば京に上る ⑫口が奢る ⑬口が過ぎる ⑭口が曲がる ⑮口弁慶 ⑯口が干上がる ⑰口を拭(はら)う ⑱口に針 ⑲口を閉ざす、口を噤(つぐ)む ⑳口を糊する、口を濡らす
子どもに出題する時は「口が〇〇る」のようにヒントをあげるといいですね。
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