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No850 昨年のいじめ

 今日は各紙、文科省の問題行動・不登校調査の結果を取りあげていました。

 2019年度に認可されたいじめは、前年度より7万件近く増えて、61万2496件に上り、5年連続過去最多更新。

 

 いじめを認可した学校は、82.6%で過去最多。

「いじめ防止対策推進法」が施行された2013年度と比べて30.8ポイント増加。

 

 小学校48万4545件(13.8%増)、中学校10万6424件(9.0%増)、高校1万8352件(3.6%増)、特別支援学校3075件(14.9%増)

 小学校はこの5年前と比べて4倍に増加

 

「重大事態」は、2割増しで723件で過去最多。

 

 内容は「からかいや悪口、脅し文句」が最も多く、「遊ぶふりをして叩く、蹴る」「仲間はずれ、集団による無視」が続いた。パソコンや携帯電話での中傷1万7924件で過去最多。

 

 いじめ解消と学校が判断した割合は全体の83.2%。

 

 暴力行為の発生は、7万8787件で過去最多。

 小中学校不登校18万1272人で過去最多。(高校生は5万100人)

 学校が把握した児童生徒の自殺317人

 

 この数字を見ると暗くなりますね。しかもこのデータは2019年の調査結果です。今年はコロナによるいじめもあれば、さらに増加することが予想されます。

・新潟県教委の今年8月までの調査で、長期間休んだ子どもを「コロナに感染した」と決めつけたり、親が医療関係者であることをからかったりするいじめが8件あった。

 

・大阪府内の公立小の校長は、「目に見えないウイルスへの不安が、いじめの芽になり得る」と心配する。親の雇用環境が悪化することで子どもがストレスを抱え、はけ口として友達をいじめる恐れもある。そんな懸念から、保護者や地域住民と積極的に情報交換し、子どもの変化に敏感になるように教員に指示した。

 

 コロナ感染を心配するために制限している活動をそろそろ見直さないと、人間関係を育む活動はできないし、情報交換すら消極的になってしまいますよね。何が一番先に優先されるべきでしょう?