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No844 都道府県の魅力  

10月16日(木)の朝日新聞朝刊に今年の47都道府県「魅力度ランキング」が14日発表になったという記事を見つけました。

 

 調べてみると、この調査は今年で15回目。実施したのは、民間調査会社のブランド総合研究所。47都道府県と国内1000の市区町村を対象。調査項目は認知度や魅力度、イメージなど全84項目。3万1734人から有効回答。調査期間は、2020年6月24日~7月20日でした。予想していたよりしっかりした調査でした。

 

 魅力度については、「各自治体について、どの程度魅力を感じますか?」という問いに対して、5件法で「とても魅力的」100点、「やや魅力的」50点、「どちらでもない」「あまり魅力を感じない」「全く魅力的でない」0点として加重平均して算出したそうです。

 

 ランキング1位は12年連続トップの北海道、2位が京都府、3位が沖縄県、4位が1つ順位を落とした東京、5位が神奈川県でした。

 

 前年から魅力度が最も上昇したのは8位の長野県で、5.7ポイントも上昇したそうです。

 先日朝のワイドショーで「歩道での一時停止率」が最も高いのは長野県であることを伝えていました。JAFによると長野県は2016年の調査開始以来、毎回高い停止率となっているそうです。

 そしてその高い原因は教育にあるというのです。横断歩道を渡ると車に礼をする小学生から高校生の子どもたち。信州教育の伝統でしょうか?こういう地味なことが広まってほしいと思いました。

 

 下位の方では、昨年まで7年連続で最下位だった茨城県が42位に順序を上げたことが話題になっていました。

 「茨城県では、霞ケ浦周辺に整備したサイクリングロードやメロンなどの農産品の魅力をSNSなどで積極的に配信。今年7月には民間主導の『いばらぎビリ県脱出連携会議』も発足して、汚名返上に官民で取り組んできた。」と書いてありました。

 

 47位は栃木県、46位徳島県、45位佐賀県、44位福井県、42位岐阜県でした。

 

 他には、大阪府6位、奈良県7位、福岡県9位、石川県10位、兵庫県12位、静岡県14位、愛知県16位、熊本県18位、千葉県21位、山梨県27位、埼玉県38位、群馬県40位

 

 何を持って魅力とするかは難しいですが、皆さんならどの都道府県に魅力がありますか?