今日の朝日新聞朝刊からです。「密避け運動会」の見出しが目に留まりました。
福岡市では、市立学校の運動会、体育祭中止。兵庫県伊丹市で市立小中学校中止にしました。皆さんの学校でも今年は中止にした学校もあったでしょう。
実施した学校の情報です。
福生市の小学校では、1・2時間目を低学年、3・4時間目を中学年、5・6時間目を高学年の分散開催をしたそうです。
・綱引きは、「ソーシャルディスタンス綱引き」(綱に1m感覚で目印)
・ダンスや組体操は対面を避ける
・リレーは「ひじタッチリレー」(バトンは使用しない)
・騎馬戦見送り
大阪市の小学校では、前半1・3・5年、後半2・4・6年生(約2時間)午前実施。種目は徒競走・ダンスのみ。綱引き、棒引き、騎馬戦中止。
横浜市の小学校では、児童席の間隔を広げる。保護者は立ち見。
運動会の形を変えた学校の情報です。
東久留米市の小学校では、「運動会ウイーク」を実施。学年ごとに徒競走などの得点を競う。
品川区の小学校では、平日の体育の授業に徒競走とダンスを実施(保護者の参観可)。
大阪市の小学校では、運動会の代わりに体育の授業を保護者に公開する日の設定。
先日「授業再編」の時に話題にした「当たり前を見直すチャンス」と捉えるならば、徒競争とダンスに「どんな意味があるのか」「何を学ぶのか」を見直すべきだと思います。
徒競走を残すのならば、当日だけ走らせて順位をつけるのではなく、もっと子どもの走力を伸ばすための時間を取るべきです。全員リレー、長距離走、ハードル走も視野に入れてみてはいかがでしょう。活躍する子の幅が広がります。
ダンスを残すのならば、表現運動との違いを理解し、子どもたちに音楽を選ばせたり、創ったりする部分も残してあげたらどうでしょう。2学年で取り組むメリットはありますか?。
団体競技も接触を避けるのを前提に、マスク着用してでも人数・方法を工夫したいです。
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