· 

No830毒親

  朝日新聞朝刊週末別冊beの「知っ得、なっ得」は9月5日から4週続けて「毒親を考える」でした。毒親ってご存知でしたか?

 毒親とは、「過干渉や暴言・暴力などで、子どもを思い通りに支配しようとする毒になる親のこと。親の見えや世間体を優先し、自分の思い通りに子どもを支配しようとする親のこと。アメリカの専門家がいい始め、日本でも使われるようになった。」と書かれてあります。

 

 結婚相手や付き合う相手の干渉をしたり、勝手に合い鍵を作って掃除に来たり、誰がお金を出しているのとお金の話を持ち出したり、きょうだいで格差をつけたり・・・

 

3つの要因

①「利得」子どもが将来得る収入を目当てに職業につかせたり、代々続いてきた家業を継がせたりするケース。

②「自己愛」自分が果たせなかった夢を子どもに託すケース。

③「攻撃者との同一視」自分を攻撃した人をまねするケース。児童虐待のケース。

 

毒親にならないために気をつけるべきこと

①自分自身のふるまいをふり返るまなざし 自分の嫌な部分は認めたくないので、無意識気に目を逸らすが、そこに向き合うこと。自分も親と同じことをしてしまうかもしれないと思っておくこと。謙虚になること。

②想像力を働かせること 自分が同じことされたら、どう感じるだろうと想像すること。共感してあげること。

 

毒親を持つ子どもの対応方法

①一度ぶつかってみる。しかし、多くの親はNO。子どもに言われて「はい、わかりました」と答えるならどう親になっていない。

②距離を置く(一人暮らしをする、接触を少なくする)

③無理に許そうと思わない。無理をするとうつ病や摂食障害(自己処罰)、八つ当たり(怒りの置き換え)、家庭内暴力、殺人、自死の例も

④周りの信頼できる人を頼る。おじさん、おばさん(斜め上の関係)、友達、近所の人など。