· 

No821  教員加配2

 No700で教員加配についてお伝えしましたが、その後どうなっているのか気になっていました。そのことが、9月20日の朝日新聞朝刊に載っていました。「コロナ禍 教員に負担ずしり」という見出しでした。

 

 文科省は今年度のみ2次補正予算案に310億円を計上し、加配教員(小6と中3の指導)3100人、学習指導員(放課後の補習)61200人、スクール・サポート・スタッフ(授業準備や保護者への連絡など)20600人を追加配置することを決めました。

 

 しかし、実際は9月上旬、都道府県からの教員追加配置申請61%(1899人)、29県は0人、学習指導員76%、スクール・サポート・スタッフ89%でした。

 申請しても必ず配置されるわけではないはずですが、なぜ申請しないのだろうと思いませんか?

 

 久喜市教育委員会は、コロナ以前から教員のなり手が足らず、応募を期待できないので申請しなかったそうです。その代わり、非常勤の学習指導員57人追加予算枠を確保しましたが、まだ20人しか集まっていません。

 

 神奈川県は94人分申請しましたが、非常勤講師を常勤として雇い直し、勤務を増やす「付け替え」をしています。

 

 大阪府は242人分申請しました。高槻市では8月に11校(19%)常勤教員を配置できたました。

 

 文科省の人材バンクには2万人余りの登録があるそうですが、この3つの仕事を確保するには85000人は必要という計算になります。数字上は全員採用できても23.5%。うーむ。 

 血液バンクとは違って、教育現場は誰でもいいというわけにはいきませんからね。予算の壁も立ちはだかっているんですね。

 1人でも確保できたらラッキーと言うことでしょう。