昨日の朝日新聞朝刊の「やめようコロナいじめ」という見出しが目に留まりました。
国立成育医療研究センターの調査の結果が出ていたので、さらに調査報告を読んでみました。この調査は2回目になり、実施時期は学校再開後の6月15日~7月26日、対象は7~17歳のこどもと保護者(総回答数5993、こども981、保護者5012)、方法はインターネットによる調査でした。
・子どもの意識は「もし自分や家族がコロナになったら、秘密にしたい」32%
「コロナになった人とは、コロナが治っても、あまり一緒に遊びたくない」22%
保護者の意識は、「もし自分や家族がコロナになったら、秘密にしたい」29%
「コロナになった人とは、コロナが治っても、あまり一緒に遊びたくない」7%
・コロナに関係したいじめやトラブルなどについて
「自分がいじめられている」1%、「いじめられている人がいる」3%
「いじめではないが、友だちとの関係に(自分が)悩んでいる」8%
「いじめではないが、友達との関係に悩んでいる人がいる」6%
・コロナに関するストレス反応は、72%
小学生低・高学年ともに「コロナのことを考えると嫌な気持ちになるが」が最多、中・高生は「最近、集中できない」が最多。
・新型コロナウイルスに関する知識
小学校低学年で「マスクをつけていてもコロナにかかることはある」、「熱も咳もなく元気でもコロナにかかっていることがある」ことを知っていたのは8割弱で2割の児童は知りませんでした。
新聞には、夏休みに教員や児童ら20人のクラスターが発生した厚木市の小学校や5月に児童が6人感染した北九州市の小学校では、校長先生自らが始業式(テレビ朝会)やテレビ会議で全校児童に呼びかけています。
先日も神戸の小学校でも感染が確認されました。これからも身近なところで起こるでしょう。
差別や偏見に対する指導がより必要になってきました。心に響かせるには、自らが行動で示し、いい教材や話題を選んで積極的に語り、気付かせていくことだと思います。応援してます。
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