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No811 対面&肥満&ストレス&虫歯 

 先週の9月11日(金)読売売新聞朝刊「学ぶ 育む コロナから守る 学校現場から」は、7月24日以来久々の三鷹の小学校と足立の中学校の現場の様子が紹介されていました。

 

 三鷹の小学校では、2学期は8月25日に始まりましたが、厳しい暑さの中、エアコンが3クラス故障したそうです。皆さんの学校もエアコンのトラブルはありませんか?

 そのため6年生のあるクラスは、家庭科室で授業を受けたそうです。家庭科室は向かい合わせに座るため透明のついたてが置かれたそうです。子どもにとってはどうだったのでしょうね?私が子どもならこっちの方がいいですが。

 

 コロナの制限が緩やかになるならば、まず学校から見直すべきだと思いませんか?

 対話型を増やし、積極的にシールドやついたてを使うとか、給食はついたてを置いて対面にして食べるとか・・・・

 

 もう一つ。「担任らの気がかりは児童の運動不足だ。夏休み中も家にこもりがちで思い切り外で遊べなかった児童が多く、全体的に肥満傾向が見られる」

さらに「ストレスを抱え、同級生に意地悪をする児童もちらほら出てきた」

 皆さんの学校も同じ傾向が見られるのではないでしょうか?

 

 足立区の中学校では、校長先生は、「以前とは異なる生徒の様子が気になっている」といいます。

 毎日をとても静かに過ごしていて、感情の起伏が見えない。マスクで互いの表情が読みにくい。

 常にソーシャル・ディスタンスを意識した行動が求められ、人間関係が希薄にならないか心配しています。数年後の影響が心配になりますね。

 

 さらに先日朝日新聞の「声」の欄に歯科医師の方の投書がありました。

 新型コロナの影響で歯科検診を9月に行ったところ、1~3年生を健診すると例年虫歯も歯肉炎もほんの少ししか見当たらないのが、今回は7割近い子に汚れ、虫歯、歯肉炎が見られたそうです。

 また、いつもは女子の口内の方が男子よりきれいなのが、今回は女子の方が明らかに悪かったそうです。(男子の方が親が仕上げ磨きをしているようだってホントかしら?)

 コロナの影響はこんなところにも出ているのですね?