昨日の神奈川新聞朝刊に「環境危機時計 最悪に並ぶ9時47分」という見出しが目に留まりました。
環境危機時計ってご存知でしたか?早速調べてみました。
Wikipediaには、「旭硝子財団が毎年実施している『地球環境問題と人類の存続に関するアンケート』調査の回答で示された地球環境問題の悪化に伴う人類存続危機の程度をどのように感じているか、時計の針にたとえて表示したものである。」と書いてありました。
137カ国の研究者や政府関係者ら約1800人が回答しました。
環境危機時計は、以下が目安になります。
0:01~ 3:00 ⇒「ほとんど不安はない」
3:01~ 6:00 ⇒「少し不安」
6:01~ 9:00 ⇒「かなり不安」
9:01~12:00 ⇒「極めて不安」
それが今年は最も深刻だった2018年度に並ぶ9:47になったことを旭硝子財団は8日に発表しました。「極めて不安」なわけです。
「財団は、シベリアなどの北極圏の高温や、今年2月ごろまで続いたオーストラリアの大規模な森林火災といった地球温暖化に関連するとみられる異常気象が相次いだことが要因と分析した」と書かれています。
・今年は昨年から1分進む。
・日本は昨年より7分進み、9:46
・最も危機感が高いのは北米の10:33
・回答者が重視した分野①「気候変動」(約3割で最多)②「生物多様性」③「社会、経済と環境など」
今回は初めて日本で一般の人(18歳~69歳約1100人)が回答しましたが、時計は6:40で大幅に低かったそうです。意識が低いと言うことでしょうか?
年々悪くなりそうで心配ですね。
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