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No804 発達特性のある子とマスク

  9月5日(土)の神奈川新聞朝刊からです。「発達障害 マスク困難56%」という見出しが目に留まりました。そこで調査を行った発達障害情報・支援センターのHPを調べてみました。(調査期間 7~8月、方法 web、対象 全国の発達障害当事者352人、家族ら500人)参考にしてみてください。

 

・マスクの着用はできていますか?(当事者)

 我慢してマスクをしている(50%)マスクをすることが難しい(6%)

 抵抗なくマスクをしている(44%)

 

・マスク困難な理由

(当事者)感覚過敏でマスクが肌にふれる、マスクの中に息がこもる、水滴がつく、マスク自体の臭いやマスクの中が臭う、集中できない、体に熱がこもるので体温調節が難しいなど

(家族)マスクを着ける必要性の理解が難しく、すぐ外してしまう、マスクは風邪の時に着けるといったこだわりがあるなど

 

・相手がマスクをしている時の状況(当事者)

相手の表情がわからない(44%)、聞き取りにくい時があるが、聞き返すことが難しい(41%)、ふだんより、言われたことを理解するのに時間がかかる(40%)、どれくらいの大きさの声で話せばいいかわからない(32%)、よく知っている人の顔がわからなくなる(32%)

 

・対面のオンライン化で難しいと感じたこと(当事者)

どのタイミングで発言すればよいのかわからない(46%)、画面に映っている物が気になって相手の話に集中しにくい(29%)、3人以上だと誰が話をしているのかわからない(29%)、ふだんより言われたことを理解するのに時間がかかる(22%)

 

・新しい生活様式で困っていること(当事者)

熱中症を防ぐために時々マスクを外したいが、外していいタイミングの判断がむずかしい(48%)

 

・家庭で配慮・工夫していること(家族)

感覚過敏のため本人がつけ心地が良いマスクを手作りする、色々な生地・形状のものを試す、マスクをつける場所や外す場所を一緒に確認したり、教材を使って本人に理解させる、マスクを落としてもパニックにならないように予備を持たせるなど