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No781 満員電車の行方  

 8月9日(日)読売新聞朝刊「ニュースの門」は「コロナで消えた?東京名物」の見出しに惹かれました。えっ?東京名物って何?と思いませんか?

 答えは、「満員電車」のことでした。

 

 「東京節」(大正7年1918年)の一節

 東京の名物 満員電車 いつまで待ってても乗れやしねえ 乗るにゃけんか腰 命がけ

 

・1872年新橋―横浜間で初めて開通した鉄道は、1900年代になって東京の各地で新路線が開通した。人口増に鉄道整備が追い付かず、当時の東京市電では、車外に客がぶら下がり、駅に到着した電車に乗車できずに1時間待たされることもあったという。

 

・終戦前後、現在の銀座線渋谷駅では客を迅速に乗車させようと、駅員らが並び方を書いた紙を胸と背中にかけ、説明して回った。この取り組みで整列乗車が定着したとされ、当時の鉄道省から表彰を受けたという。

 

・国や鉄道事業者が今、重視するのは「混雑率」。

1975年東京圏221%、大阪圏、名古屋圏約200%で、小柄な人なら人に挟まれて足が宙に浮きかねない状態だったという。

 

 宙に浮く体験された方はいますか?私が大学生だった頃、池袋―新宿間でよくありました。

 

・2018年度の東京は163%に低下したが、朝夕の混雑も激しかった。

 

・コロナの感染拡大で山手線利用者は6割に戻ったが、在宅勤務の広がりで7割程度にしか回復しないと見る向きもある。

 

・JR東日本では「ダイナミックプライシング」導入の検討を始めたと明らかにした。聞き慣れない言葉ですが、混む時間帯の運賃を上げて利用が少ない時間に誘導し、利益確保とさらなる混雑緩和を図る狙いだ。

 実現するまでは、ラッシュを避けた利用者にJR独自のポイントを付与する制度を年度内にも導入する。

 

・世界の地下鉄で1日当たりの利用者が最も多かった都市はどこでしょう?こんなクイズができそうです。

 

 1位中国・北京(928万人) 2位中国・上海(775万人) 3位日本・東京(683.5万人)

 ただし営業キロ数が北京(527km)、上海(548km)に対し、東京(195km) なのでやはり混雑度が高いことが分かりますね。