今日の読売新聞朝刊「教育ルネサンス」は「教員働き方改革3」でした。
1は保護者の協力、外部人材の活用、2は非常勤講師の活用でした。3はICTの活用が紹介されていました。
荒川区では、小中学校など保護者対象にアンケートする際、学校を通さず、オンライン上で直接送付、回収、集計する仕組みを取り入れたそうです。
従来は区教委から各学校にアンケートが送付されると、学校では人数分をコピーし、児童に持たせ、保護者の回答を回収し、報告していたはずです。この作業がなくなれば確かに負担軽減にはなりますよね。
事務作業の負担軽減は大きな課題になっています。文科省の教員の勤務実態調査(2016)では、事務作業は教員20分、校長2時間、副校長・教頭4時間でした。何を事務作業とするかですが、実際はもっと多いはずです。
「保護者会で配布する資料を学校ホームページで閲覧できるようにして、資料のコピーを省略するなど、作業の効率化を積み重ねることが急務になっている」とありますが、重要でないならならそれもよいのですが、必要な情報は活字で示しておいた方が徹底すると思います。
茨城県では5月下旬から教員研修をオンラインで実施しているそうです。研修会場まで2時間かかる教員もいると言うのですから、移動時間を減らせる点でメリットはあると思います。
私の新採研も研究授業の時は、4時間目は授業はせず、給食を職員室で早めに食べ、12時過ぎには学校を出てバスで小岩へ、総武線で船橋へ。東西線に乗り換え、葛西の小学校に向かいました。同じ区内なのに千葉経由で行くのですから遠かったのを覚えています。
受講者がグループで授業案を練ったり、ロールプレイングをする時は従来通りで実施するそうです。
オンラインでの研修を受講された方、どんな感じなのですか?事務的な内容ならそれもよいと思いますが、マイナス面はないのですか?これからどんどん広まりそうですか?
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