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No737  対話的な学び

 今日の読売新聞朝刊の「教育ルネサンス」の「対話的な学び 試行錯誤」の見出しに目が留まりました。

 新学習指導要領の目玉でもあるアクティブ・ラーニングを制約の多い今の学校現場でどのようにすすめていくのか、強い関心を持っていました。

 

①福島の小学校 1学期は話し合いの学習はほぼ行わない。2学期以降、ALに参加できる基礎学力を身に付けさせることを目指す。4~6年の算数を2人で担当する。

 特に紹介するような内容ではなく、これでは今までと何も変わらないでしょ?

 

②大分県の教育委員会、ホームページに「指導の工夫」として、対話的な学びグループ学習の形態として「自己内対話」、「作者との対話」も紹介していますが、個人の作業はしっかり対話をしているかを見取ることなのです。対話のできるクラスは、こういう対話もできるようになるということなのです。

 

③埼玉県の小学校では、児童同士の話し合いにはホワイトボードを活用しているそうです。私も現役なら積極的にホワイトボードを活用すると思います。

 授業の効率化を図る為 プリントを用意し、週に1回授業を見せ合い、確認し合っているそうです。この学校は先生の意識が高いですね。

 

④埼玉県戸田市教育委員会「授業のアイデア集」では、付箋の回し読み、ハンドサイン、ICTの活用を紹介しています。

 

 コロナだからできないのではなく、工夫すれば必ずできるはずです。ICTも校内で積極的に活用できるようになれば、今後家庭でも有効に取り組む機会が増えるはずです。

 講義型の授業からどれだけ脱皮できるかです。遠慮なさらずに皆さんの小さな日常の実践をぜひ紹介しください。