· 

No729 子どもへの制約  

 今日の朝日新聞朝刊からです。「子どもへの制約 行き過ぎ?」という見出しが目に留まりました。

「学校がようやく再開され、喜んだのもつかの間、友だちができないと悩んでいる子たちがいます。専門家からは、コロナ禍での子どもに対する制約が行き過ぎではないか、検証を求める声も上がっています。」という記事です。

 

「おかえり。お友だちはできそう?」「ううん、誰とも話していないよ」

 確かにこんなやりとりがあるのは残念です。

・教室の隣や前後の席に友達はいない。

・休み時間も「おしゃべりはせず、静かに座りましょう」と指示される。

・近所のクラスメートがいても「登下校は一人で」とされ、距離を保って歩かなければならない。

 今もですか?いつまで続けるのでしょう?それが全く示されていません。

 

 大河内学長(恵泉女学園大学)の話

「感染予防を重視するあまり、子どもたちの心に『他者との交わるは怖いもの』という意識が植えつけられないか。

 就学前の年長~小学校低学年の時期は、人間関係の基礎を学ぶ重要なタイミング。友達や近所の大人など、家族以外の人と触れ合い大切にされる経験を重ねることで、信頼関係を構築し、周囲から愛されているとの安心感を得ていく。

 

 あさのあつこさん(作家)の話

 「『感染対策』『あなたの命が大事』などの大義名分のもとに、この数カ月間は子どもの環境を大人が一方的に制限し、奪ってきた状況だった。効果が見えやすく、子どもたちが反対できない存在であることも影響しているのでは」

 「子どもの生活を変質させることへの責任や、それに伴う償いがどうあるべきか。大人は、日常が戻りつつある今こそ、しっかり考えなければならない」 

 

 昨日も取り上げた通り、子どもは本来、群れて育つもの、「3密」の中で成長するものです。

 あさのさんの言う通り、今の大義名分で制限を続けるべきなのでしょうか?

 先日外食しましたが、対面で食べましたよ。大人は良くて、子ども達の給食はなぜいけないのでしょう?

 制約が長引けば歪みは大きくなります。そこを一番心配しています。

 今こそ懐の広い教育が必要ではないですか?