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No716  生活様式の歴史

 今日の読売新聞の「暮らし・家庭」欄は、「その生活様式いつから?」と言うことで、食卓、通勤、衛生などの暮らしの歴史について書いてありました。

 

①食卓 奈良時代 上流階級では、個々に配膳する「銘々膳」の食事でした。

 明治時代 商家や農家では、銘々膳として箱膳が使用されました。家長を中心に座る場所や料理が決められ、食事中の会話はしないのが望ましいとされました。

 明治末頃から ちゃぶ台が広まり、昭和初期に全国に普及しました。大正期に広がった核家族では、大皿や大鉢のおかずを銘々が皿に取り、会話もしてもよいようになりました。

 私は高校生までは、ちゃぶ台で正座をして食べていました。「巨人の星」の父親、星一徹のちゃぶ台返しは有名でした。

 昭和30年代には、2DKの間取りの団地の登場でダイニングテーブルが普及し、テーブルでの食事は家族が会話を楽しむ「家族団らん」の時間になりました。

 

②通勤 明治後半で、電車による通勤が始まりました。大正に入り、1923年の関東大震災で都心部の住民が近郊に移り住むようになり、首都圏の路線も混雑が始まり、私鉄による郊外開発と鉄道整備が進みました。

 昭和30年代には公団住宅の郊外での普及が進み、私鉄も混雑するようになり、社会問題化しました。

 

③衛生 日本では、対象の頃から伝染病の予防として手洗が行われるようになりました。

 石鹸の使用は、今の花王が石鹸の販売を始め、明治後半から広がりました。

 戦後は、食中毒や赤痢などの伝染病対策として学校や家庭で手洗いが励行され、学校給食の普及とともに浸透していきました。

 マスクは1918年のスペイン風邪の流行をきっかけに推奨されるようになりました。

 

 新しい生活様式はどこまで浸透するのでしょう?人とのつながりが希薄化しないように心がけたいです。

 そのためには「穏やか」がキーワードのような気がしています。