子どもたちは、学校に慣れ、穏やかに登校できていますか?ふと6月3日(水)の毎日新聞夕刊の記事を思い出しました。富永教授(兵庫県立大学・臨床心理学)が作った「心とからだのチェックリスト」が注目されているという記事でした。
このチェックリストは、東日本大震災(2011)や熊本地震(2016)でも活用され、最近ではアクセスが1500件を超える日もあるそうです。
私も興味をもったので、小中学生向けの「健康チェックとれんらくノート」を捜してみました。シートになっています。
心とからだ(ストレス)チェックは7項目からできており、1週間でどれくらいあるかを4件法(ない、少しある、かなりある、ひじょうにある)で答えるようになっています。
①毎日の楽しみを見つけている
②ご飯がおいしいなと感じる
③なかなか眠れないことがある
④むしゃくしゃしたり、いらいらしたり、かっとしたりする
⑤怖くて落ち着かない
⑥自分が悪い(悪かった)と責めてしまうことがある
⑦頭やお腹がいたかったり、体の調子が悪かったりする。
生活チェックも8項目あり、自由記述欄、保護者の声の欄を設けています。保護者と教師が子どもとの会話を活発にし、信頼関係を深め、子どものストレスと軽減するのがねらいだそうですが、やり方は発達段階を考慮したり、家庭によってはマイナス面もあることを考えた配慮が必要かと思います。
ぜひ子どもとの個別の対話を勧めてきましたが、この7項目の視点を参考にいくつか尋ねてみてはいかがでしょう。
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