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No714 保育の実態から学ぶ

 6月6日(土)の朝日新聞朝刊では、保育の現場の様子を伝えていました。

・「先生、おいしいよ」「本当だ、おいしいね」こんな子どもとのやりとりが消えた。板橋の認定保育園では、職員が子ども達と一緒に給食を食べるのをやめ、マスク姿の保育士は少し離れた席に座り、様子を見守る。

 

・世田谷の認定保育園では、マスクによる影響の大きさを感じている。慣らし保育も十分できないまま登園できなくなっていた0歳児、1歳児の久しぶりの登園に笑顔で安心させようとするが、マスクが表情を隠してしまう。「一日中顔が半分以上隠れた大人と過ごすことは子どもにとっていかに不安が大きいか」(理事長談)

 

・群馬県内の認定保育園では、夏祭りや運動会といった地域の人が参加するイベントを取りやめた。練馬区の保育園では、親子遠足やお泊り保育が中止。運動会も保護者の参加は難しい。

 

・新型コロナの影響が深刻になる前に比べて勤務中のストレスが高まった割合

 「9割以上」20.2%、「7~8割」12.8% 

 確かに感染対策の徹底と保育環境を守ることの両立が難しくなっているのでしょう。

 

遠藤教授(東大大学院・心理学)の話

「子どもは環境の変化に合わせて自ら遊びを見つけたり、作ったりしようとする。想像力や遊ぶ力を信じてあげることが大事です。」

 マスク着用への懸念には「子どもは一番注目するのは目。やさしいまなざしとともに身ぶりや声かけで安心感を持ってもらうことを心がけていれば、心配することはない」

むしろ大人の過度な心配は別の影響を及ぼしかねない。保育士の不安そうな態度や表情は、子どもにも伝わりやすい。

 

 マスクを言い訳にしてはいけないと思いました。「身ぶり」と「声かけ」を忘れていませんか?思いはきっと伝わると信じます。

 

「困った様子の職員にはこまめに声を掛けあうなど、雰囲気を明るく保つことが健やかな発達にもつながる」

 学校も同じですね。まず自分から率先して笑顔!笑顔!