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No713  授業外の学びって?

 学校再開が始まって、2週目がスタートしました。今週も多くの学校は分散登校でしょうか?順調でしょうか?

 6月6日(土)の朝日新聞朝刊からです。

 文科省が5日に教科書の約2割を授業外で学ぶことができるとする通知を全国の教育委員会に出し、その内容を例示したとあります。

 

 通知に合わせて教科書の学習内容を授業内外に仕分けした小6と中3の指導計画案を教科書会社と協力して作成し、全教科を例示し、残りの学年の例は今月中に公表を目指すそうです。

 

 国語では、物語文を読んで感想を言い合う学習は授業内とする一方、考えやノートを書くことや漢字の学習は授業外でも可能。

 

 算数の図形の学習や理科の実験は、授業内、問題の答え合わせや結果の分析は授業外。

 

「授業外」は家庭や放課後の教室を想定。オンラインや学習指導員を活用し、地域や家庭との地域の連携を図り、家庭学習が難しい児童生徒には個別指導などの配慮を求めたとあります。実現の難しい理想論ではないでしょうか?

 

 なんかおかしくないですか?1時間の授業を分断してどうするのでしょう?

 国語の授業で感想発表して終わりでは、何を学ぶのでしょう?

 理科の授業で実験するだけでは、何が考察できるのでしょう?

 こんな学びを提案するとは、恐ろしい限りです。

 

 保護者の声「授業以外で学ぶ内容を事細かに示すより、文科省は思い切って削る単元を示し、小6や中3の学習内容の一部を中学や高校に持ち越してほしい。授業も宿題もつめこむ一方では、勉強嫌いになってしまう」

「家庭に頼り過ぎていて、これでも義務教育と呼べるのか」

「公教育を信頼していたのに、裏切られた気持ちだ」

 

 教員の声「(英語の教科化、プログラミング教育)教える内容が年々増え、すでに満杯状態。思い切って不要な学習内容を削り、ゆとりカリキュラムにすべきだ」

 学習指導員を大幅に増やす計画に「予算はあっても、必要な人数を集まられるのか疑問だ。無理して頭数をそろえても教えられる資質がなければ現場にとって逆にマイナスになる」

 こういう声に耳を傾けてほしいですよね。