昨日の夜はすごい雨でしたね。今日は、6月3日(水)の読売新聞朝刊の「ことばの宝箱」にあった「右」からです。
①「右も左も分からない」 その土地の地理やある事柄について全く知らないこと
②「右に出るものがいない」 その人よりも優れた人がいない
③「右を見ても左を見ても」 どこを見ても
④「右へならえ」 よく考えず人のまねをしたり、同調したりすること
⑤「右の耳から左の耳」 人の言ったことを聞き流してすぐ忘れること
⑥「右往左往」 右に行ったり左に行ったりしてあわてふためくこと
⑦「座右の銘」 自分の身近に常において戒めにする言葉
他には、「左は勝手、右は得手」 どちらでも都合が良いこと。「勝手」は自由に使いこなせること、「得手」は得意とすること
「左鮃(ひらめ)に右鰈(かれい)」魚をパッと置いたときに目が左にあればヒラメ、右にあればカレイってこと
さらに、ヒラメは口が大きく、歯が鋭いのに対し、カレイは、おちょぼ口で、歯が発達していないんだそうです。
「右と言えば左」 人のいうことを全て反対すること
反対に左を使った「左遷」は、右が左より上位とした古代中国に由来します。中国では王朝によって右が上位になったり左が上位になったりしましたが、日本では左を尊んだようです。昔の左大臣も右大臣より位が上でした。
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