昨日はお疲れ様でした。先生も子どももいい緊張感をもっての再会だったと思います。
・久しぶりに子どもたちに会え、本当に懐かしく楽しい気持ちで今日を過ごしました。
・たった2時間ほどですが、来た子どもたちと話して笑って楽しかったです!!
・久々に子どもたちの前で話をすることができ、とても楽しい時間でした。
のメールが届きました。当たり前ですが、これが先生の資質だと思います。
昨日の学級崩壊アンケートの結果がずっとひっかかって、何人かの先生に尋ねてみました。
・地域性や学校の様子により大分違った結果にもなってしまう気がします。
・地域性があると思いますので、単純に比べられないと思います。
・地域や学校によって違うので判断は難しい気がしますが。
そうなんです。比較をするなら条件はそろえるべきです。大阪・和歌山と東京・埼玉の地域性では違うはずです。対象の違いも大きいです。関西は小中学校の教員ですから、数字が大きくなるのは当然です。
・学級経営が困難になった経験がある 66%(1998)→56.2%(2019)
「増えていていい気がします」というご意見がありました。変わらず半数以上の実態を心配しなくてはいけないと思います。
そもそも学級崩壊は、1990年代後半にマスコミが使うようになって広まった表現で、当時の様子がこの数字が反映されいると思います。
①教師の注意や叱責に反抗する 47.3%(1998)→28.9%(2019)
「現在の方がよくある」「ラインやメールを使いながら、陰口をたたく子が以前よりも増えたように感じました」
②テストや配布物を破る・捨てる 51.7%(1998)→31.7%(2019)
「現在の方がよくある」
③すぐカッとなって手を出す子が増えた 71.6%(1998)→39.9%(2019)
「昔の方があった」
④「よい子」を振る舞う子が増えた 35.4%(1998)→48.5%(2019)
「昔も今も変わらない」「裏でこそこそ意地悪をするような場面は増えたような気がしますね。特に男の子にその傾向が増えた印象を受けます。しかもやっている本人がその行為の悪さを認識していないことが多いです」「よい子を振る舞う反面、すぐに文句や愚痴を口にする子が増えたと思います」
⑤いじめが広がっている 7.9%(1998)→17.7%(2019)
「現在の方がそう思う」「広がりは感じませんが、陰湿さや集団化はあるように思います」
⑥学校で禁止されたものを持っている 22.8%(1998)→49.9%(2019)
「昔も今も変わらない」「新しいものが増え続ける中で、学校のきまりが変わっていないのだから仕方ない部分があるように考えます」
「①②③の3つは全て違うんじゃないですかね」「④⑤⑥の3つはほとんどなかった」
「この10年ではどの項目も変化はさほど感じてません。後半の項目がずいぶん増えていますが、そんなに~???とは思っています」
「前任校は①②③⑥はあった印象が強いです。現任校では①②③⑥はほとんどない反面④⑤はこちらの様子をうかがいながら実はあるような気がします」
貴重なご意見ありがとうございました。
コメントをお書きください