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No686  9月入学を考える2  

今日は朝のテレビ番組で学校再開の様子を伝えていました。高校でしたが、教卓の前にビニールがかけられ、先生もマスクにフェイスシールド、異様な光景でした。これが標準になるのでしょうか?

 

 今日の朝日新聞朝刊に昨日の日本教育学会の記者会見を伝えていました。

「状況をさらに混乱させ、悪化させかねない。拙速な導入を決定しないように求める」の声明を発表しました。

 指摘した課題①義務教育開始が世界でも異例の高年齢に ②小学1年生の人数が1.5倍になる ③4~8月の学費の空白が生じる ④大学生らの卒業と採用の時期がずれる

 

 今週の週刊ポスト(17号)に「今年から9月入学!」その時、ニッポンに起きる大混乱」と言う記事があったので、紹介します。

①9月入学の帳尻合わせで「1学年の人数が増える」 17カ月案だと年齢が違う4月生まれの6歳児と5歳児が同学年にいることになります。1年生が1.5倍に増えた時の教室の確保、人材確保も課題になります。

 

②夏の甲子園から3年生が消える! 8月の甲子園は、1・2年生のみの大会になる可能性、受験時期による戦力格差がさらに大きくなりそうです。

 

③箱根が学生最後の駅伝ではなくなる!? 1年生ランナーの準備期間が足りません。

 

④卒業ソング~「桜」が消える 夏の風情がテーマになりそうで、花なら金木犀がテーマか?

 

⑤学校で「プール授業」がなくなる 夏の水泳指導がなくなる可能性があります。

 

⑥ランドセル商戦は「お盆からお正月」へ

 

⑥「初夏の受験」になると青ざめるメーカー 受験商品で「きっと勝つ」にかけたキットカットのチョコレートは夏には不向き。アイスノンやヒヤロンと言った冷感製品が売れる可能性、花火は散ってしまうから受験商品には不向きですね。

 

⑦リクルートスーツの集団が消滅 

 

こんな視点も面白いですね!