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No672  マスク5

 マスクについては、今までNo563(1月10日)、596(2月12日)、 610(2月26日)、 611(2月27日)の4回お伝えしてきました。

 1月は、イオンが、昨年の12月にグループの全企業に対し、接客時のマスク着用を原則として禁じる通達を出すとSNS上で批判の声が広がった話をしました。

 2月になると反対にスーパーや百貨店、ディズニーランドなどでマスク着用が広がりました。

  

 2月後半になるとマスクのマイナスのイメージや嫌悪感が薄まり、プラスに転じていきました。しかし、一度顔を隠すことに慣れると、今度は見せることが恥ずかしくなってしまい、こうした人が増えると、人との付き合い方も変わり、「顔が見えない社会」になるという指摘がありました。

 

 先週のラインがるべるの文豪道場で紹介した4コマ漫画は「マスク」がテーマでした。

 このマンガは、今の状況では突っ込みどころ満載の問題作に見えてしまうというのですが、お気づきでしょうか?

 マスクに向かっての咳、鼻を露出させたマスクのかけ方、マスクにキスマークを付けた女性の感染の心配、咳をしながら満員電車に乗る波平の行動。

 

 1920年のスペイン風邪の流行がきっかけで健常者でもマスクをつける習慣が定着しました。

 戦後もインフルエンザの季節が来るとマスクの着用が呼びかけられました。

 後の写真を見てください。1955年2月の神戸の小学校の授業の様子です。インフルエンザの流行で全員マスクをしています。異様な光景ですが、もし、今子どもが登校すればこんな状態になるのでしょうか?きっと間隔が狭すぎると批判されるでしょう。

 

 21世紀以降は、花粉症は国民病と呼ばれ、SARSの流行、中国からのPM2.5の飛来、10年前からのだてマスク現象。日本人のマスク信仰は強くなる一方だと書かれてありました。

 波平のような行動を取りがちだった日本人が、今回の危機から学ぶべき新常識かもしれないと記者は結んでいました。

 

 最近、手作りマスクが増えたせいか、カラフルになり、マスクに目が行くことが増えました。それはそれで個性があっていいのですが、コロナが終息してもマスクをするのが常識になり、顔が見えない社会にはなってほしくないと思いました。