· 

No661 埼玉方式  

先週のNo654(4月10日)の「新学期情報2」で読売新聞朝刊の「学ぶ 育む」の学校現場の情報が載っていたのですが、今日その後の2校の様子が紹介されていました。

 

 三鷹の小学校は、15日から校庭利用が始まりました。午前中1人、午後2人。昼食の提供も始まりました。2つの教室に15人。黒板を向いて食べ、会話はあまりせず、食べ終わったら帰宅。10日から1週間分の学習課題(音読、漢字・計算ドリル)をホームページに掲載。

 

 江戸川の中学校は、出勤する教員は各学年1人に限定。生徒は登校禁止。当面登校日なし。教科ごとに課題が出る。

 

 隣のコーナーの「広がる『埼玉方式』テスト」が目に留まりました。小中学生を対象に埼玉県教育員会が独自に実施するテストを埼玉以外の市町村でも活用する事例が増えているという記事でした。

 

 2015年に埼玉県教委は、独自に学力テストを始めました。対象は小学4年生~中学3年30万人。教科は国語、算数、数学、英語(中2・3)

参加自治体は郡山市、西会津市(福島)、福山市(広島)、白石市(宮城)、鳥取市、益田氏(島根)など74市町村。福島県は、全59市町村が参加。

 

 埼玉方式は各問題に12段階のレベルを設定しているので、個人の正答レベルを分析でき、経年変化を見ることができる。アンケートも実施するので、教員の指導法と学力の関係も検証できると書いてあります。

 

 独自の学力テストを導入しているのは46自治体(2018)あるそうですが、2007年度から実施している文科省の全国学力テストは小6と中3のみ。やりっぱなしで、経年変化を見ることができないのが大きな欠点です。毎年50億円の予算を取っているのですよ。今年はさすがに中止になりましたが、継続する意味はあるのでしょうか?

 

 国の実態を知るのも大事ですが、毎年で大きな変化があるとは思えません。都道府県のランキングをすることではなく、個に活かすことが大切なのではないでしょうか?一人一人の課題やよさが分かり、変化を追うことが学力を上げる近道なはずです。